抗議なんてしなくていい。必要なのは抗議ではなく反論
チャイナが浮世絵を使って日本の原発処理水の海洋放出を揶揄したそうですが、日本政府は外交ルートを通じて抗議したとか。
日本政府、アホか。
浮世絵を使って揶揄されたところで、日本に物理的被害は何もありません。
それなのに「抗議」するのは、まるで日本が痛いところを突かれたかのような印象を世間に与えかねない。
するべきは「抗議」ではなく「反論」だろう。
こんな子供みたいなことをしていると、恥をかくのは中国のほうですよ、ということを世間にPRするほうが良い。
まず、日本が放出する予定のトリチウム水よりも、中国が海洋放出している処理水のほうが何倍も濃度が濃いことを、具体的な数字を挙げて批判すれば良い。
さらに畳みかけるように、中国はPM2.5を大気に放出して、日本や中国に迷惑をかけまくっていることを指摘してやるのだ。
まあ、要するに「おまえが言うな」ってことですよね。
日本はもっとwhataboutismを使うべき、なのです。
宣伝戦なのですから「抗議」なんて無意味なんです。必要なのは、こっちも負けじと宣伝することです。
whataboutismを駆使して中国の対日非難を完全に無効化した上で、中国の非難は科学的にも間違っており、浮世絵のパロディ図画を用いることは中国の恥を後世に残すことになると皮肉ってやるのが良いと思います。