「わきまえないアスペ」の私から見ても「わきまえないフェミ」はおかしい

この記事に飯山陽さんが批判をされておられます。

私は、フォロワーに対しても「おかしいな」「ちょっと違うな」と思ったら意見を飲み込むことをせず、容赦なく反論していくスタイルなので、某氏から「アスペ」なる評価を頂戴いたしましたが、そんな「わきまえない」私から見ても、昨今のフェミ界隈は異常です。

「わきまえる女」は罪深い、とはどういうことでしょう。露骨な同調圧力であり、異論を許さない偏狭な態度としか思えません。「味方に非ずんば全て敵」と言わんばかりの主張です。

これは、AERA浜田敬子さんに限った話ではなく、フェミのアルファ、フェミのインフルエンサー全般に共通する傾向だと思います。

「そうかー、あの何とも言えない圧力は『わきまえろ』ということだったのね」と胸にストンと落ちた女性たちは多かったのではないだろうか。

まさにブーメラン。自分が他人に圧力をかけてるから、反作用で自分にも圧力が返ってくるだけでしょうに。

わきまえた女しか登用されなくなる」?

なんでこの人たちは、自分が他人に登用してもらう前提でしか話をできないのでしょうかね。自分で起業して、登用する側に回れば良いだけじゃない。

福沢諭吉さんは男性も女性も分け隔てなく同じ価値を保証してくれますよ。ああ、もうすぐ渋沢栄一さんに変わるんでしたっけ。

べつに、1000万円投資して、男性と女性で利息が違う、なんてこともないわけです。

そして、どっかの会社の50.1%以上の株を取得すれば、役員人事だって自分の思い通りにできちゃいますよ。

それなのに「誰かに登用してもらおう」って発想な時点で、「わきまえなきゃ使ってもらえない」のは、男女関係なく、当たり前じゃないでしょうかね。

室井警部補も言ってたじゃないですか、「正しいことをしたければエロくなれ」って。あ違った「偉くなれ」って。

橋本聖子氏が森氏の後任に選ばれた時に、「女性だったら、能力や適性がなくてもいいのか」という議論になったが、私はむしろ「森氏は父」とまで言った橋本氏が「わきまえてきた娘」から脱皮できるかに注目していた。

いやこれ、前半と後半が全く繋がってないですやん。後半の視点に注目するのは良いと思いますよ。でも前半の疑問は、投げっぱなしで何も解決してない。後半の視点は前半の疑問を解決しません。よくこんな論理構成力で売文屋やってられるな。

女は納得しているというアリバイに使われる」?

はあ?この人、何言ってるんでしょうね。浜田さんこそ、「女」の人格を完全に否定しておられるじゃないですか。我々は別に、何人かの女性が納得しているからといって「女は納得している」なんて言いませんよ。せいぜい「納得している女性 も いる」と言うでしょうね。決して、そうではない女性の存在を無視はしません。

それに対して、浜田さんらフェミ界隈の人たちは「女はこうあらねばならない」というジェンダー観を、「わきまえる女」たちに押し付けようとしているわけですよ。これ、いわゆる古い考えの男たちがやってることと、左右がひっくり返ってるだけで、やってること全く同じですよね。

「女性は、男性に従わなければならない」
「女性は、男性に抗わなければならない」

どちらも、やってることは、同調圧力であり、ジェンダーの強制です。

丸川氏は国会で、大臣として戸籍名(大塚)をサインしなければならなかった苦労まで語っているのに、なぜ導入に反対するのか、理解に苦しむし、肝心な理由を明らかにしない。

その丸川さん等の尽力のおかげで、住民票や身分証に旧姓を併記できるまでに制度が改められたわけですが、フェミ界隈はこうした丸川さん等の努力をちっとも評価してませんよね

評価しないどころか、逆に「わきまえる女」などというレッテルを貼ってバッシングしているありさま。

丸川さんが選択的夫婦別姓に反対する理由は私も知りませんが、こうしたレガシー(決して丸川さん一人の力ではないですが)を無視あるいは否定するような界隈の動きに対する感情的な反発もあるのではないでしょうか。

先の丸川氏で言えば、最近、国会での「大笑いシーン」が波紋を呼んだ。選択的夫婦別姓制度について、福島瑞穂氏が「丸川というのは旧姓ですよね。家族で姓が違うじゃないですか。家族の一体感、ないですか?」と丸川氏に質問したところ、何がおかしいのか全くわからない文脈で、大笑いしたのだ。私はこの映像を見たときゾッとした。

ゾッとしたのはこちらですよ。丸川さん1人を集中攻撃して吊るし上げようとするあなたたちに対して、気丈な振る舞いを見せようとしただけでしょう。そして、福島議員の質問が論理的に矛盾していることは明らかなので、「何がおかしいのか分からない」のは当然です。先にも言ったように、旧姓の使用は現行法、あるいは現行制度で認められているのです。そして丸川さんは別に現行制度に異を唱えているわけではないのです。だから「丸川というのは旧姓ですよね?」などと揚げ足を取ったつもりになっていい気になってるほうがおかしいのです。質問する側がこんな態度では建設的な議論などできるはずがありません。

わきまえた女は過剰反応し、先鋭化する」ってのも、これまたブーメランですよ。先鋭化してるのはあんたたちのほうでしょうが

わきまえてエラくなった女をみて、管理職を躊躇する」?躊躇するのは女だけでしょうかね。てか「わきまえずにエロ」……もとい、「偉くなった男」って、要るんでしょうかね。もちろん自ら起業した人とか投資家は別として、平社員からコツコツ積み上げて管理職に出世するような人は、男であれ女であれ、だいたい「わきまえた人」でしょ。なんで女性特有の現象だと思い込めるんでしょうかね。

空気を読みすぎて時代が読めなくなる」、これもブーメランだと思いますけどね。だって自称リベラル界隈、自称フェミ界隈の同質性って、異様ですもの。不気味なくらい同じことしか言ってない。言ってる人の顔と名前が違うだけで発信内容は金太郎飴のように同じ。これって、自称リベラル界隈のみなさんが「空気を読みすぎてる」証拠じゃないでしょうかね。

そうでなければ、春名風花さんとか、ろくでなし子さんとか、たかまつななさんとか、空気を読まない、あるいは読めない人たちが、どうして自称フェミニスト界隈からあんなに叩かれるんでしょうかね。

他称アスペな私から見ても、自称フェミニスト界隈の「自らを棚に上げる性向」は、どうにかしたほうが良いと思います。

社長は浜田を編集長にすることにまだ不安を思っている

残念ながら、社長さんの不安は的中してしまったようです。

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