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AIの話は、いつだってヒトの話に見えてくる(久しぶりに市役所の話もするよ)
(長くなったので途中で話がちょっと逸れていきますが、気にしない!)
感想note。ですが、僕の感想なんかより、とにかく深津さんのnoteが面白いのでまずはそっちを読んでください!笑
最も印象的な部分を抜き出します。
つまり、タスクが長期かつ複雑になるほど事前推論スケーリングの優位性は単体では機能しなくなり、かわりに「タスクを適切な流動に細分化し、各ステップで状況判断や逐次修正ができる」ことが重要になる。
逆を言えば、モデルが多少ショボかろうと、十分にタスクが細分化されており、各ステップで軌道修正ができるならば、多くのタスクは好成績をおさめられるだろう。実際は深い推論モデルで事前プランやシナリオツリーを作り、それからステップごとの軌道修正を速いモデルでなんどもやっていく。
たぶん、流動→粒度??
僕はこの話を読んで、会社組織を思い浮かべました。
たとえるなら以下の感じかな??
すごい経営者が考えたすごい計画ももちろん大事だけど、事業が走り出してからのフェーズにおいては、適切にタスクを切ってチームを配置して、チーム内でWOODAやらイテレーションしながら仕事を進めていけることの方が、最終的な事業計画の達成にとって、重要な要素となる。
AIって、脳の仕組みをリバースエンジニアリングして作られてる、というイメージを持っています。脳=個人と考えて、ヒトの営みという観点でAIの使い方や振る舞いについて活用方法を拡げていったら、すごく面白いところにたどり着けそうですね!
※ エヴァに出てくるMAGI(3つの超AIにそれぞれ考えてもらうやつ)とかも、それっぽい気がしてきます。
ちなみに市役所の組織で、上記のように動けるように設計されたチームは、残念ながら、あんまりない気がします。組織や上司から動きを抑圧されるチームがありがち……な一方で、上司からド放置を食らうチームというのも、よくあります。
良し悪しで言えばもちろん悪しですが、僕としてはそこにチャンスも感じています。放置プレイを逆手に取って、チームメンバーで勝手にいろいろ考えて改善して、イイ感じに仕事を進めてしまおうという作戦です。
公務員の人事評価はたいがい形だけで、がんばってもそんなに給料が上がるとかないです。そして同様に、どれだけやらかしても、そうそう給料が下がることも、クビになることもありません。
もちろん不正とか、組織の信頼を損ねる行為とかはダメです。
組織へのぶら下がりもダメです。
あ、人間関係は別問題です。仕事は一人じゃできません。
大人はちゃんと、そっちも管理しながら振舞わないとダメです。
僕が言いたいのは、正しい手順で仕事に向き合っていれば、挑戦が失敗に終わっても、基本的にダメージは少ないということです。公務員の身分保障というのは、そのために手厚くなっているんだ、と考えるようにしています。
そういうわけで、僕は放置されるほどに、自分たちで考えてみようぜ!というマインドを発揮するタイプなわけです。(AIの話にちょっと戻ってこれた)
ちなみにAI活用は、ウチの役所ではまだまだ伸びしろ分野です。せっかくもらったヒントを、何か、実践で試していきたい!ここで報告できることが生まれるよう、来週もがんばります^^
なんだか高尚な雰囲気を出してしまったので、最後に単純な話をば。
僕は、めっちゃ一生懸命に働いてるぜ!(ドヤァ)と思いながら生活したいです。それは誰よりも、自分の子供に対してです。働くって楽しいよ!という見本でありたい。そのために、地に足を付けつつ、仲間を作りつつ、勉強を欠かさず、挑戦を続けたいと思っています。
あと、公務員っていろいろ切ない話も聞きます。こんなマインドでいられる僕は、超絶ラッキーなはずです。ラッキーなうちに、やりたいことをやっておこうと思います!!
4月になったら異動で全然ゲンナリしている可能性もあります。
それも公務員です。できるだけ、がんばります 笑
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