FORCAS主催のABMセミナーがめちゃくちゃ勉強になった話。
【ABM入門】重点顧客からの売上を最大化させるセミナー byFORCAS
FORCAS 西脇さんにプレゼンテーションいただきました。
重要顧客から売上を最大化させる
ABMとは
従来のマーケティングの考え方
Lead Based Marketing(認知→興味→検討→購入)
問題点
・リードは同質の価値を持つわけではない
・リードを収集することのみに注力してしまう
・リード増が売上増に直結しない
ABMを実践するための3つのステップ
1.価値の高いターゲット顧客を特定
2.あらゆるチャネルでエンゲージする
3.成果を分析して最適化する
ターゲティングにおける課題
▶感覚的で抽象的なターゲティングになってしまっている
▶マーケティングとsales部門の間、または個人間でターゲットの認識がズレてしまう
ターゲティングは「セグメンテーション」と「ターゲティング」の2段階に分けて考える
セグメンテーションとターゲティングの違い
一般的によく用いられるセグメンテーション
これだけでは不十分
なぜなら、同じ規模、地域、業界でも同じニーズ・特徴を持っているとは限らない
効果的なセグメンテーション
「ユーザーニーズ」×「LTV」×(補足レベル「規模・地域」)
ユーザーニーズは優良顧客の「導入理由」から考える
導入理由傾向でセグメンテーションしたら見えてきた(法人向けPC事業を例に考えた場合)
アプローチ企業群1:広告代理店、外資系消費財
→ PC活用ニーズ:モバイル活用による「ソリューション営業力強化」
アプローチ企業群2:コンサルティングファーム
→ PC活用ニーズ:クライアントワークと情報漏えいリスク管理
アプローチ企業群3:都市銀行
→ PC活用ニーズ:リモートワークとセキュリティ認証
ユーザーニーズの確認方法は「優良顧客へのアンケート」精度を高めるためには「営業メンバーへのヒアリング」が必要。
LTVの合計値を最大化させる(B2Bマーケティングの目的)
ユーザーニーズによってLTVが大きく異なる(LTVによる分析)
成長率:サービス利用の成長性
継続率:サービス利用の継続性
LTVを4象限マトリクスでマッピング後、ユーザーニーズを置いてみる
右上:クライアントワーク → 安定的成長
左上:ソリューション営業 → 成長ドライバー
右下:リモートワーク → 次の成長ドライバー
理想と現実で相反するセルフイメージ
FORCASのマーケティング戦略におけるユーザーヒアリング結果
本当は「攻める経営企画」でいたいが、現実は守りの経営企画になっている。「攻める経営企画」を目指すユーザーがターゲットとなってくる。
ユーザーニーズを検索可能なワードに変換する
ここでFORCAS登場
ターゲットリスト群を言語化し、タグを探して企業抽象する(めっちゃ便利→スペマは未導入です。今後検討)
ターゲティング後のマーケティング
そうするとバナーはこうなる
「攻めの経営企画」
FORCAS社としてのABM全体像
SaaS系企業はSaaSを使い倒して事業成長している
FORCASでのターゲティングは精度が高い話
具体的なABMを活用したマーケティング設計
まとめ
ABMはどの企業でもやったほうが良い
予算があるならFORCAS導入は効率的
優良顧客の深掘りは重要
大きく取ってからふるいに掛けるのでなく、しっかりターゲティングして獲得するほうがすり減らない(=無駄がない)
社内の人脈からの営業は大事(セールスフォース社もやってた)