霞ヶ浦での地域づくり
かすみがうら市でのツーリズムというテーマを元に地域づくりを考えています。
茨城県に住んでいたのに霞ヶ浦周辺に行くことはほとんどなかったし、周りの人も観光に行くなら、筑波山の山側に行く人が多い。
茨城県自体は毎年魅力度ランキング最下位ながら、幸福度では15位と結構上の方に入る。そもそも魅力度は他者から視点を元に作られているので、幸福度という県民からの視点には大きく差が出る。
幸福度が高い理由として、仕事がある(経済が回っている)というのが大きいだろう。
様々な人にインタビューしたことでもわかったことはみんな直近では困ってない。
これは全国同様な悩みであろう。現在は何とか生活出来ていて、地域の将来まで考えることが出来ない、もしくはする必要がない。商店街がシャッター商店街となったのも同じ理由だった。
ただ危機感を持ってしっかりと先を見据えて行動している人達は、このままでは衰退してしまうことがわかっている。
でも人間の心理上、危機感では動かないし、動かせない。何か明確な利益がある方が人は動く。
(参照 The Influential Mind / Tali Sharot)
では地域にとっての利益ってなんだろう?
コミュニティという社会的な幸福感を与えることだろうか、経済的利益を与えることだろうか。
やっぱり経済的利益を得ることが、最も目に見えてわかりやすいし、共感も得やすい。その中でコミュニティなどの長期的に地域社会を作って行くことが求められる。
ツーリズムはお金とゆるい繋がりを産み出せる。
コロナ後は必ずまた観光は戻ってくる。
霞ヶ浦はいつも強い風で、景色もそこまで良くないけど、この場所だから出来ることは色々ありそう!