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子供のおもちゃ vs 大人のおもちゃ


まずは子供のおもちゃから

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筆者も子供の頃いくつか持っていた。時代が令和になった今でも子供たちには人気があるようだ。

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おもちゃ屋さんの店先や、ショッピングモールなどの一角に設置されたガチャガチャ(カプセルトイ)コーナーを探せば簡単に見つかる。




大人のおもちゃ


筆者のように「体は大人、頭脳は子供」の逆コナン君が世の中には多数存在し、大人になった今でも「子供のおもちゃ」に夢中である。中には「子供のおもちゃ」では満足できず「大人のおもちゃ」に走る人もいるようだ。困ったものである。


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カナコロ より


「実銃」はヤバイけど、実弾の発射できる「大人のおもちゃ」なら大丈夫と考えたのだろうか。詳細はわからないが、おそらく写真の品は改造銃ではなく海外から密輸された「既製品」と思われる。マニアによる改造銃にしては仕上げがきれい過ぎる。


参考資料  Swiss Mini Gun公式サイト

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値段は6300 Swiss Francs(約75万円)。実際に弾丸(火薬式の実弾)を発射できる。


弾のサイズ(直径)は2.3ミリで、44マグナムのような口径表示ならば9口径。公式サイトによれば弾丸エネルギは0.97J(ジュール)。


日本にはエアソフトガンの製造・販売メーカーを中心としたASGK(日本遊戯銃協同組合)とJASG(日本エアースポーツガン協会)、STGA(全日本トイガン安全協会)という3つの自主規制団体が存在し、威力に対する自主規制などのガイドラインを制定している。


自主規制数値

ASGK 18歳以上の銃は0.4J未満 競技用は0.8J未満
JASG 競技用は0.8J未満
STGA 6mmBB弾は0.98J以下 8mmBB弾使用製品は1.64J以下

10歳以上のエアソフトガンについては3団体とも0.135J未満


この自主規制を基準にすれば、0.97Jは「おもちゃに毛の生えた程度」かもしれないが、金属弾を発射可能としている時点で(日本国内では)アウトである。

ちなみに銃砲刀剣類所持等取締法では準空気銃となるエアガンの値を0.98J以上と定めているので、威力だけを考えればギリギリセーフ。だからといって「合法だ。所持を認めろ!」と言うつもりはない。


他にもこんな精巧な「大人のおもちゃ」も存在する。


この程度のミニチュアなら、遥かに精密なトゥールビヨンを手がけるスイスの熟練時計職人なら朝飯前だろう。廃刀令により刀鍛冶が刃物業界に転職したように、デジタル化の波に押されて職を失った時計職人がミニチュア世界に転職し、このようなミニガンが生まれたのかもしれない。



おまけ


銃大国アメリカには「子供のおもちゃ」のフリをした実銃が存在する。下記はすべて実銃。子供のおもちゃではない。

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元の銃は GLOCK19 これの名前は BLOCK19
 NY POST より


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FOX5 より


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reddit より


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reddit より


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reddit より


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mages:ミリレポ


アメリカの警官は銃を手にした人間を見つけた場合、その人物が大人であろうが子供であろうが手にした銃がおもちゃであるか実銃であるか、瞬時に判断しなければならない。

リアルなおもちゃを手にした子供を撃ってしまえば、世間から非難される。

凶悪犯が手にしたおもちゃのような実銃に一瞬でも気を許せば、命を落としかねない。







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