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昭和を代表するアニメーターといえば・・・
最近のアニメはとんと疎いが、昭和のアニメならちょっと詳しい。
昭和アニメ界の巨匠はたくさんいたが、1人挙げるとすれば迷うことなく 金田伊功(かなだ よしのり)氏。詳細はwikipediaをどうぞ。
その名前を知らなくとも、彼の描いた作品は誰しも目にしているはず。ジブリ作品にも参加している。この動きのあるキャラは金田氏にしか描けない。
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静止画ではおかしなポーズでも、動画になれば躍動感あふれる動きとなる。
昭和のTVアニメのOPで、最高傑作は間違いなくこれ。当然金田氏の作品。
銀河旋風ブライガー
大ヒットとまではいかなかったが、アニメ自体もそこそこ面白い。
(制作に携わった皆様、ゴメンナサイ)
登場するロボットは決してスタイリッシュでなく・・・
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当時販売されていたおもちゃだって、お世辞にもかっこいいとは言えないが・・・
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時代が変わればなんとやら。同じブライガーでも、令和になるとこんなにシュッとする。(シュッとする・・・大阪弁でカッコイイの意)
しかも完全変形!
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おもちゃの世界がこれほどの進化を遂げているのだから、アニメの世界だって・・・と行きたいところだが、残念なことに筆者の好まない方法へと進んでいる。
制作サイドやファンの方には申し訳ないが、どうしてもこのルパンや聖闘士星矢を受け入れることができない。
別にCGアニメを否定しているわけではない。作品にもよるのだろうが、フルCGアニメは筆者の好みではない。ただそれだけの話。
最近のガンダムやエヴァのような手描きアニメとCGの融合ならば許容範囲だが、「ヌルヌル超高画質」なるものにもついていけない。ヌルヌルのほとんどはゲーム関連の動画なので筆者との接点はほとんどないのだが・・・今後、ルパンやガンダムがヌルヌル動かないとは言い切れない。
キャラのデザインやコスチュームではなく、純粋にキャラの動きに注目してほしい。特に 1:20~ の飛行シーン。
過剰すぎるほどの滑らかな動きがこの動画のウリなのだろうが、見ているとなんだか頭がクラクラしてくる。
金田氏が追い続けた「キャラの動き」の辿り着いた先がこれだとは思いたくない。「天国の金田氏が泣いている」とは言わないが、もろ手を挙げて喜んでいるとは思えない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
おもちゃ界の進化は筆者の好む方向にドンドン進んでいる。が、アニメ界は筆者のテイストとは違うベクトルに進んでいるような気がする。このままだと見たいアニメがなくなってしまう。
そんな中、数年前にひょっこりと現れた新進気鋭のアニメーターがいる。デジタル技術を多用しながらも昭和感を漂わせる天才アニメーター。まさに筆者好み。
最近、彼女の手掛けた作品がアマプラに追加された。うれしいことにテレビでも再放送が始まる。
「映像研には手を出すな!」2021年10月24日(日)よりEテレにて再放送決定!
ちょいとそこのおにーさん&おねーさん。あっしがおすすめしているのはこの作品のアニメーターじゃあござんせん。作品内で登場する天才アニメーター・水崎ツバメ氏でさぁ。勘違いしてもらっちゃあ困りやすぜ。
(浅草氏・伊藤沙莉さんの声で江戸っ子風に脳内再生してください)
天才アニメーター・水崎ツバメ
彼女の手掛けた作品は
第4話「そのマチェットを強く握れ!」
第8話「大芝浜祭!」
第12話「芝浜UFO大戦!」
で「劇中上映」という形で見られます。
パート2の製作を期待したい。あ、これは「映像研~」の方ね。