EP "kafushio" 全曲解説
どうもこんにちは、こんばんは、
おはようございます。
うしおと申します。
先日、公開&配信したEP「kafushio」について
ひとこと以上、全曲解説していけたらなぁと思います。
それでは、どうぞ。
(全曲なので、少し長め?)
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■収録曲■
(m1.m9以外、全曲vo.可不)
1.Enter
2.ジレンマ
3.そらそうか
4.エンサノインフル
5.夜をこえて
6.ほまれあれ
7.そばにいて
8.蜘蛛の糸から見下す眺め (未発表曲)
9.Exit
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1.Enter
今回のEPのイントロを飾るインスト曲。未発表曲です。
ローファイヒップホップやチル、トラップビートにハマっていた時期があって、
その影響下で作ってみた曲です。
一時期は、サブスクやYouTubeで
いろんなローファイ系のプレイリストをひたすら流していました。
それしか聴いていないんじゃないかなぁってくらい。
もともと出来上がっていてかつストックであったので、
EPを出すこのタイミングで収録してみようと考えていました。
順序やバランスを考えて手直しはしています。
さりげなく、2曲目に繋がるような終わり方にしてみました。
この曲は、ライブとかでいう出囃子(オープニングSE)的な曲ですね。
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2.ジレンマ
通算169作目に投稿した曲です。
先行してスペースで一部音声だけですが、制作風景を放送していました。
たしか、1時間位はやっていたのかなぁと。
裏テーマは中二病。
高校時代~学生時代にひっそりと作っていたフレーズ、曲を引っ張り出したのが元になっていて、この曲を作るきっかけになりました。メロディだけあった感じ。
フレーズのネタの流れを尊重して、
高校時代あたりにやっていたバンド風のアレンジに寄せています。
10年越しくらいに日の目を見ることになりました。
今聴くと「拙いけれど結構アツいじゃん!」ってなったからです。
間奏のギターはやや、
Steve VaiのBuilding The Churchって曲のイントロのフレーズを
参考にしたような気がします。
好きなギタリストのひとりです。全く同じようには弾けないけれど...笑
ストレートに曲が進んでもいいのだけれど、
何かしらスパイスがほしいなぁと思い入れてみました。
ちなみに、EPバージョンとなっていて、
投稿版と比較するとアレンジが少し変わっているところもあります。
ミックスなどもやり直しました。
この曲に限らず、特にタイトルなどには書いてはいませんが
すべての既存曲はEPに合わせたバージョンになっています。
もし、時間があったら比べてみてね!
加筆修正的な感じ。
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3.そらそうか
通算163作目に投稿した曲。
テンポは比較的落ち着いているけれど、アッパー目な曲です。
サビはなんとなくコール&レスポンスできそう‥?
メインフレーズは民族音階風。
「日常にウワついてる感」を出したかったのでこういうフレーズになりました。
ヘタレ大学生みたいなストーリーを
勝手に妄想やイメージしながら歌詞を書きました。
それと、2分半しかない曲でどれだけ展開を詰められるかに、
チャレンジしてみた曲でもあります。
かつ、入り込みやすく、わかりやすく。
そらそうか(そりゃそうかが砕けた単語)と、
(目とか物事から)逸らそうかをかけたような歌詞。
何回も聴いていくうちに、そのままタイトルになりました。
アウトロのギターソロはアドリブで一気に録りました。
一瞬だけハードフュージョンっぽいのをやってみたいと瞬間的に思いついたのです。
2.3テイクばかり何も決めずに弾いて
個人的にしっくり来るものを選びました。
シンプルにアツいじゃん!ってなったやつ。
ここの場所なら入れてもいいだろうと感じたので、
豪快に弾いてみました。
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4.エンサノインフル
通算166作目に投稿した曲。
タイトルは怨嗟とインフルエンサー、インフルエンザを混ぜた造語です。
ますます海外へのローカライズが難しくなるタイトルですね..。
日本語ならではのタイトル。
曲調としては、ファンクロックっぽい感じのアレンジです。
なんとなく3ピースの少し暗め、
退廃的なガールズバンドを思い浮かべながら編曲、録音していったと思います。
制作時にハマっていたのは、
初期あたりのマルーン5、レッチリ、リッチーコッツェンあたりだったような気がします。気分転換時とかにずっと流していたりしました。
そのまま影響に出やすいのも玉に瑕なのだけれど。
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5.夜をこえて
通算164作目に投稿した曲。
EPの中盤ということで、少し落ち着いたような曲を配置してみました。
曲調としては大きく展開が変わることもなく、やや淡々と進んでいくので
箸休め的になったのではないでしょうか。
明るくも暗くもないけど、雰囲気は気だるい感じ。
投稿したものより、パーカッションの音をかなり控えめにして
バンドの音を際立たせるようなミックスにしています。
贅肉をやや削ぎ落としました。
弾き語り形式で作ってアレンジを肉付けしたような作り方をしました。
アコギとかピアノだけの伴奏にされても、歌えるようにもしています。
後述の「そばにいて」もそういう要領で制作しました。
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6.ほまれあれ
通算162作目に投稿した曲。
可不を使ってはじめて制作した曲でもあります。
まず何ができるかぁといろいろ試した中で、
バンドサウンドの生演奏を活かしたハードなものを
最初に投稿しようと決めていました。
タイトルからイメージを膨らませていった曲だったような気がします。
最初にタイトルを決めて制作をした曲。
ゴーストオブツシマってゲームの中で
「誉れは浜で死にました!」という台詞があるんですが、
そのセリフの誉れ、名誉という部分を切り取って
そこから着想を得て歌詞を書いていきました。
曲作りのとっかかりとしては、
初期あたりのTHE BACK HORNやNIRVANAのようなサウンドにしたいなぁと、
制作時のアイデアとしてありました。
グランジ、オルタナ風の音色にしたいなぁとか。
グシャッと何か踏み潰す感じと退廃的なイメージをもってやってました。
投稿されているバージョンと比べて、少し展開を長くしたりしています。
収録時に聴き返していたら、もう一回サビが欲しいなぁって思ったのです。
今回のEPは一貫して、
ほぼシンプルめなバンドサウンドのアレンジのみになっています。
投稿されているのが偶然統一感があったので、
バランス的に丁度よかったのもあります。
他にも収録したい曲があったんだけれども、合わなそうだったので
次回作に見送る事になりました。次回作にご期待ください!
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7.そばにいて
通算168作目に投稿した曲です。
仮タイトルは、「はるかぜ2」だったような。
王道なJ-POPを作りたいなぁと思い立って、できたような曲です。
ポップスが持っているような普遍性を大事にしました。
同時にある種の懐かしさを覚えるようにアレンジした曲。
ストレートなテーマで作ったのは、おそらく初なんじゃないかなぁと思います。
どういう心境の変化だよって思うかもしれないけれど笑
うまくまとめるのに少し時間がかかってしまった曲でもあります。
長引いてしまい、まるまる1週間位かかりました。泣く泣く延期もしました。
ピアノと歌メロだけのボイスメモを残していて、
それをどんどん肉付けしていった作り方をしました。
「夜をこえて」でも同じようなことをしていましたね。
サビの歌詞を決めるときに英語っぽいイントネーションがいいなぁって思いついたので、いろいろ試してみた結果、「そばにいて」になりました。
somebody eating~♪ somebody kitten~♪
とかって仮段階で口ずさんでいたのが元です。
そんで、そのまま今のタイトルになりました。
あくまで裏テーマなんですが、仮タイトルの通り、
以前に投稿した「はるかぜ」と地続きで繋がっている部分もあります。
ここでは多くは語りませんが、いろいろご想像におまかせします。
余談なんですが
もし自分が、何かの間違いでTHE FIRST TAKEに出演できるなら
この曲でやってみたいなぁって勝手に思っています(笑
(アコギとピアノ、そしてゲストボーカルで)
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8.蜘蛛の糸から見下す眺め
未発表かつ、動画サイトに投稿されていない曲です。
動画としては投稿はしない予定で、
完全にアルバム曲として作った感じです。
既に発表されている曲が大半だったので、曲のバランスを考えた上で収録しました。
動画として投稿するプレッシャーもなかったので、
割とすんなり出来上がったような気がします。工数がかかるのです。
盛り上がるところは70年代ハードロック調と、
落ち着いているところはローファイやチル調な感じになっています。
イントロはかなり沈んだダウナーな感じ。うっすら狂気を感じるような。
静と動でアレンジと言うか、
曲調がガラリと変わる実験的な要素もある曲になりました。
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9.Exit
アウトロ曲。Enterと同じような流れをくむ曲であり、
トリを締めくくる曲でもあります。
Enterよりも奥まった感じのアレンジ、ミックスになっています。
どんどん崩していったら、8ビット風(ファミコンの音って言えばわかりやすいか)な音像になりました。
EPを作るにあたって急遽、最後に追加したような曲です。
全体で見て、本の表紙と裏表紙みたいな感じにしたかったのです。
リピートで聴くと1曲目と繋がっているかのようにしました。
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全9曲、約25分。
ワークアウトのお供にもどうでしょうか?(爆)
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外部リンク先
■投げ銭可で無料でダウンロードもできます⇩
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