ポルノグラフィティ18thライヴサーキット”暁”札幌公演の感想(ネタバレ有り)

この記事にはポルノグラフィティのライブツアー”暁”の曲名や演出のネタバレがあります。まだライブの内容をご存知でない方はお気を付けて。
レポートではなく感想なので、これがポルノグラフィティのライブだと理解しないでください。個人の感想です。


11月18日、地元札幌でのライブに行ってきました。
私の暁参戦は10月1日の和歌山公演以来。
一つのツアーで2カ所の公演に行くのが今回が初めてで、内容の知っている公演に時間をおいて参加するというのが新鮮でした。

毎度公演前は緊張して、公演中は興奮と選曲の驚きの連続で、講演内容をほとんど記憶していないのですが、2度目となった札幌公演は比較的冷静に演出を受け止められた気がしています。比較的。
札幌公演の感想をベースに、和歌山公演の印象的だった記憶を差し込みます。


  1. 悪霊少女

まずステージを見て場内BGM聴いてたらなんとなく1曲目が悪霊少女だなと察しました。
めちゃくちゃ館だし!窓あるし。ドアあるし。絨毯までひいてある。
窓があるからサボテン歌うかな~とか、ドアから出てくるのかな~~とか。
実はマンションでPRISONMANSION歌っちゃう??とか。

そんなこと考えてたら始まりました。比較的静かなSE。手拍子したいけどリズムが難しくて結局拍手になる。
サポートミュージシャンは舞台袖から出てきて、ポルノグラフィティは律儀にドアから出てきてくれました。
私の視力が正しければドアに「18th」の文字が書いてありました

ドアの室内側に文字が書いてある館、かわいいね~


そして始まった悪霊少女

ホントに悪霊少女始まりじゃん!!!ヒ~~~~!!

登場SEからスムーズに悪霊少女入りしたので、昭仁さんの歌声の入りにゾクゾクしました。

低いキーから入るのもあるんですかね、身体の中心が震える感覚!!!ライブに来たんだと感極まります。
「う、歌ってる!!演奏してる!ポルノグラフィティがいるよ!!」を受け止め切れずにサビへ
聞き惚れて腕を振るどころではないですが、冷静なフリして腕を振ります。

「身を焼かれる」の声の伸びがすごい
レコーディングの時も絶好調だったけれど、一発勝負のライブでもこのクオリティってすごすぎる。
昭仁さん、いつの間にこんな繊細なビブラートを習得なさったのですね。震えました。
悪霊少女のギターソロ大大大好きで、疾走感というか、切なさというか、なんかそういう感じ好きです。かっこいい。
別に棒立ちでも弾けるだろうに、体勢を低くして全身で演奏する晴一さんがめちゃくちゃかっこよくて。

公演後の殴り書きメモに「悪霊 晴一さん 指さし」と書いてあったのですが、脳内にその記憶が無くて悲しいです。してたの?なんで忘れてる?

和歌山公演のとき、オープニングで入ってきたドアが曲中に気付いたら無くなっていたので、どのタイミングで撤収するのか見ておこうと張り切っていたのですが、札幌公演でも気付いたら無くなってました。素早いスタッフの撤収。


2.カメレオン・レンズ

で、でた~~~!!最高傑作。アルバム曲の中で一番最初に作られた曲。アルバム暁が最高傑作になるきっかけの曲。ありがたい。
スタンドマイクでしたね。確か悪霊少女もスタンドマイクだったと思うけど記憶に自信がありません。

この曲はボーカルによるジャケットプレイが名物になってきた気がする。
とてもありがたいです。
発生禁止なので「ン゙ッッッ」でなんとかこらえました。声が出せるようになったら「オイオイオイ!!」くらい言っちゃうかも。

「双子の月が~」「月食の夜~」に挟まるギターのチャラッチャッチャチャラ~のところ、晴一さんと輔さんを照らすスポットライトが黄色くなっていて「双子の月~~~~~!!!!!」となりました。芸が細かくて好き。


3.バトロワ・ゲームズ

声量がえぐい なんですかその馬力は。
誇張抜きで「ブワァァァァァァトrrrrrrロワゲェェェェェェェムゥゥゥゥズ」
って歌ってました。巻き舌のパワーがとんでもない

サーチライトみたいな、スコープで覗いてるみたいな、照明演出も良かったし、サビのドラムが完全に銃声だった。

後奏、一回多く「ブワァァァァァァトrrrrrrロワゲェェェェェェェムゥゥゥゥズ」を差し込んでいただいたので大変助かりました。
発声OKならキャッキャして爆笑してた。あまりにも歌声が火炎放射。


4.ジョバイロ

来ると思ったよ~~~~~~!
ポルノグラフィティ最強の要因のひとつ”ラテン曲が良すぎる”の一角を担うジョバイロさん!!!!

客席も喜びすぎて手拍子若干走ってた気がする

爆音手拍子に引っ張られずリズムキープし続けるミュージシャンかっこよすぎました。どうもありがとう


5.stand for one's wish

アルバム限定版に収録されている、今までリリースした曲の中からライブで一度も披露していない曲をチョイスし、スタジオでセッションした特典ディスク「稀・ポルノグラフィティ」からの選曲。
やったー!!こんなライブ映えする曲を何で温存してたんですか???
生で聴けて嬉しいです。

この曲のギターが大大大好きなのでずっと晴一さん見てた。
ロックミュージシャンだよ~~~脚細~~~~~~!!!!って見てたらサポメンの方をみてニコニコというか笑ってたのでなにかおもしろハプニングでもあったのかな。楽しそうだった。
立ち居振る舞いすべてが様になってたな。眩しかった。好きですね。

声出しOKになったらまた演奏してください。ウォーウォー歌いたいので。


6.サボテン

あっ!!!!窓際で予想した!!!あ!!!!窓あるからねステージに!!歌うよね!!!!!!

デビュー前からあった曲がこうして最高を更新して歌われ続けるのが良いな~って毎回グッと来る。
特に後奏のフェイクのパワーアップがすごい。
同じ曲の歌い方を変えるって難しそうだけど、どうやってるのかな。なんかアドバイスするプロデューサーとかいるのかな。リハとかでやってみて今のどう?とかやってるのかな?

バラード曲のスポットライトの使い方が美しくて好きです。サボテンでは緑色のスポットライトが下手から昭仁さんに2本、上手から晴一さんに1本だった気がする。
斜め上から照らしてて、ステージ上に影ができる。美。


7.ナンバー

ここから最新アルバム曲ゾーン。
VisualAlbum暁で作られたMVのような雰囲気の映像がバックモニターに流れる。

ナンバーはアメリカのグランドキャニオンの絶景が映し出される。朝焼けのグランドキャニオンなのかな?曲が進むにつれ昼に近づいてるな~って感じた
「いつもよりも遠出をして帰り道を見失った」のところの映像が余りにも絶景すぎました。見失いすぎだよ。秘境まで行っちゃってるよ

ドラムの音ハメでモニターに数字がパパパッと映し出されるのも良かった。


8.クラウド

和歌山公演で「歴史というか 歴史というか」と歌っておられました。久々に良い歌詞間違いを浴びました。

どこだか分からない都会の絶景。なんとなく東アジアっぽいなー
地理と時事に明るくないのでどこだかわかりません。
劇場版名探偵コナンのエンディング映像っぽいなーと思ったらそれにしか見えなくなりました。


9.ジルダ

こちらは割とMVのまんまの映像使われてたかな?
エフェクト付きの歌詞も表示されたり、サポメンとポルノの映像が差し込まれてたり。(あまり曲のMV見てないから変わってたかは分からん)
「I love you」のところで晴一さんのリップシンクが採用されてて、ヒュー!ヤッター!と喜んでたら余韻もなにもなく知らないおばちゃんの映像に切り替わったので、めちゃくちゃ笑った

ちなみに、その後の昭仁さんの映像の次も同じおばちゃんが出てきた。彼女はポルノグラフィティの次担当だったんだな。

ジルダのイントロは、サポートミュージシャンのキーボード、みなっちさんアレンジバージョン。それがもうすっっっごい良くて聞き惚れてたら、昭仁さんが突然「フゥ!!!!!(爆音)」って言うもんだから、会場全部がびっくりしてた。
後のMCで、「あまりに気持ちいい演奏だったから『フゥ!』言うたら、思ったよりマイクに拾われて爆音で流れてしまった」(意訳)とのこと。マイクの性能がいいのか、声量が怪獣なのか。両方か。

びっくりした人~~
挙手(ハーイ)

みたいなユルユルのトークがあってほっこりしました。

ここまでアルバムから3曲、MVをもとにした映像が使われていましたが、ライブで使う前提でMVを作ったのか、MVができてからライブでも使うことになったのか、そこもちょっと気になりました。


10.うたかた

ここからバラードなので座って聞いてくださいってことで、着席を促す。和歌山のときにはなかったので、どこかで追加されたのね。
「ここだ!って思うところがあるので、ここだ!って思ったら立ってください」って言う昭仁さん。
そんな投げっぱなすことある????

東京ドーム以来の披露です、と言って始まったうたかた。
始まった途端、声にならない「ヒエーーー」が聞こえてきたもんね。
みんな一斉に息吸ってたもんね。なんなら後ろの方から「ホオオオオ…」って聞こえてきたし
絶対違うけど、ここだ!って思ったよ。立たないけど。

1番だけ晴一さんのギターとみなっちさんの鍵盤の演奏。夢みたいな時間だった。一瞬に感じた。
1番と2番でガラッと変わるアレンジ好きなんだよな~~
神VS神のアポロとかそう。めっちゃ良かった。


11.瞬く星の下で

こちらは昭仁さんの弾き語りから。またまたイントロで客席から「ヒエッ」という息を吸う音が聞こえる。
バックモニターが窓の格子になっていて、窓の向こうは大きいモニターに一面の星空。
一番の終わりの「世界がわずかに輝く」で星空にデカめの流れ星が。
そしてバンド演奏に切り替わる。
ここだ!!!!!!!(クソデカ心の声)

私がアニメなら勝利確定BGMにこれを採用したい。

スタンディングオーベーションの気持ちで起立しました。


12.Zombies are standing out

昭仁さんの屍になれ~~~の合図から始まった。
やった~~~~~好きェ~~~~~~~~~

楽しすぎて記憶無いです。照明とかモニターとか毒々しかったな

ギターもボーカルも絶好調でした。良すぎた。
ゾンビは温存しないでほしい。これからも沢山聞きたい。


13.メビウス

ゾ、ゾンビの次にコレですか!?!?!?
前回のツアー”続・ポルノグラフィティ”で初披露されてファンをざわつかせた、コレ!!??!??!
情緒めちゃくちゃで記憶ないです。モニターには銀色のメビウスの輪が回転してた。∞の形になることもあったような。
「うちにかえらなくちゃ」を「つきにかえらなくちゃ」と歌っていました。かぐや姫か。


インストゥルメンタルコーナー。(コーナー?)

音楽の知識が全然無いので、どんな曲っていうのか分からないのですが、SeasoningS「ワタシと踊りなさい」のチャカポコした曲調のやつ。
なんていうのかな~~~~ハロウィンの不穏でポップな感じの、ディズニーで聞いたことある感じの、あれ。ダークメルヘンな。

そこからサポートミュージシャンのベース、ヒロオさんのでかいコントラバスでトトロの鳴き声みたいな「ブオオオン」からのラスボス決戦BGMに。
全体的にRPGをイメージしてました。緑や紫や赤の毒々しいライトも相まってバトルファンタジーの物語見ているみたいでした。かっこよすぎる

もう語彙が貧しくて例えも表現も最悪なので、コレ読んだ人全員配信か円盤買って聞いてください。


14.証言

インストに続いて、モニターに「SHOGEN」と白文字で表示されて、ナルホドネー!と。そうきたか音頭を踊りました。

歌がうまいのなんの。
サビで2段階くらいモリモリに盛り上がるんだけど、演奏も歌唱も熱の入り方が別格なような。

サポメンのみなさんもポルノグラフィティも全身で演奏していました。かっこよすぎる。
こういうの見せられると一ミリも動けなくなっちゃうね。
全身で受け止めました。最高。

曲中、森の中を飛び回る(逃げ回る解釈もありかも)映像がながれていて、その映像が引いていき、ブラウン管のモニターに映されていた映像だと分かる。ブラウン管の映像が砂嵐に変わり、途切れる。そこで曲が終わる。インストから続く1本の物語のような演出でした。
昭仁さんが眩しい一筋のスポットライトを浴びて歌い上げる姿は
ミュージカルの主演そのもののように感じた。
新藤先生の新作が楽しみです。

しぇぅたーの言い方が好き


15.アゲハ蝶

俺たちのアゲハ蝶です。
ラララを始め、声を出すコールアンドレスポンスができないから、リズムゲームのようなC&Rをやらせてくれた。なんて優しいの!

4ビートであわせてから8ビートのクラップ

8ビートのときに昭仁さんが走らないでね~って言うのがすっごい良かった。

わたくし、ハロー!プロジェクトのアイドルのオタクでもあるのですが。
ハロプロのアイドルは正確なリズムでパフォーマンスすることを基礎にたたき込みます。そのため、リズム感の良いアイドルにグッと来ることが多いのです。
で、岡野さんはどういうレッスンを積んできたのか知らないですが、リズム感がめちゃくちゃ良いんですよ。歌いながらテンポが走ることもないし、音が複雑に反響する環境でもメロディーを見失わないし、つられないし。激むずメロディーを自作してくることもあるし(瞬く星の下でとか。リズムむずすぎです)
昭仁さんがリズムおかしくなってるところ、2019年の神VS神DAY1のアゲハ蝶くらいしか見たことないです。逆になんであんなずれ方したのか気になる。

閑話休題。

サビのラララのところ。
声を出せない中で、ラララが歌えない中で、自由に楽しんでと客席に投げかけます。
サポメンの皆さんがラララを歌ってくれてるのが嬉しいので、声には出さずともラララの口で、札幌では腕を左右に振る感じで楽しみました。
そうか、君たちはそうするんだね。と昭仁さんが反応していたので、会場によってここ違ってたのかな。

自由に、といってるのに周りに合わせて会場全体が同じ動きをするのが不思議でおもろいなと、今回に限らずですが毎度感じます。
たとえば、新曲のときサビの2小節くらいちょっと迷う雰囲気あるのもなんか好きです。

アゲハ蝶は何度もセトリに入れてくれてありがたいです。
初めてポルノグラフィティのライブに来た人も、アゲハ蝶歌ってくれた!ってなるだろうし、勤続ファンとしてもツアーごとにアゲハ蝶の違う思い出ができるのが嬉しい。

ポルノの工夫の賜物です。頭があがりません。


16.ミュージック・アワー

やったー!声を出さなくても楽しい曲なのになんで前回のツアーでやらなかったの??の曲!!!
ファンク風にアレンジされてた。すっごい良い。サポメンの1小節ずつのアピールタイムもあり。たのしい。
イントロがもうがっつり変わってて、めちゃくちゃファンク。アゲアゲのファンク。昭仁さんの暁ラップ付き。リズム感も良いのでラップも上手。ファンクアレンジから「この番組では~」と始まったところで、ミュージック・アワーだ!と気付く瞬間が気持ち良すぎました。

ライブ音源売ってくれ。

バックモニターにオリジナルのミュージックアワーのロゴが映し出されていて、サビの「ミュージックアワ~~~」でキラ~ンと光るのが可愛かった。
過去のライブでモニターに表示されてきたオリジナルの曲名ロゴ、ラバストとかチャームにして売ってほしいな~~~~買います。



17.VS

ほー!これ歌うんだ!と思った。ちょっと意外でした。

2019の東京ドームの印象が強すぎて、歌う度に世界が2019年になるし、プッシュプレイリミックスじゃないと物足りない身体になってしまったので、2022年には歌わないかも?と予想していました。
自分は2019年の東京ドームに行くことはできませんでしたが、この曲を演奏するとその場を東京ドームに変えるパワーがあった。バックモニターに燦然と輝くおなじみの「VS」のロゴが眩しかったです。

晴一さんのギターソロから大きいバックモニターに晴一さんの演奏姿が投影!
そんなでかいモニターだったんかい!ここまで星空写すしか役割なかったよ!?もったいねえ!
晴一さんのギターソロ中、昭仁さんは客席に背を向け、バックモニター側を見ていました。給水タイムでしょうが、晴一さんの演奏姿を見てたらいいな~って思いました。

和歌山公演ではラストサビで金の紙吹雪が噴射されていましたが、札幌公演では無くなっていました。記憶違いだったらごめんなさい
(北海道で感染症が再々々(略)流行してたからかな………)
あまりにもクライマックスの雰囲気すぎる。

18.テーマソング

ポルノグラフィティのライブはまだまだ終わらんよ!
前回のツアー”続・ポルノグラフィティ”の時、「次は一緒に”歌おう”」と約束したので、まだ声出せない今回のツアーで歌っちゃうのか…という複雑な気持ちに一瞬なった。
イントロで「まだ声は出せないけど」って昭仁さんが言ったので、すべて良くなりました。声が出せる日までセトリに入れ続けてください。
合唱コンクールは嫌いだったけどこれは一緒に歌いたい。

サビのフレーフレーのところ、客席もこぶしを掲げたり、合わせてジャンプしたり、三者三様にフレフレしてて微笑ましかった。
ボーカルの「そしてフレー私みたいな人」のフレー!のパワーが強すぎて、フレッ!!!!!!!!!でした。応援してくれてありがとね

バックモニターはこれに合わせて別撮りしたっぽいポルノグラフィティの演奏の映像にピンクと水色のポップなエフェクトの入った映像。
あまりにもクライマックス。楽しすぎるし元気めちゃくちゃもらっちゃった。


19.暁

ポルノグラフィティのライブはまだまだ終わらんよ!

出、出~~~~~~~!暁~~!
まだ太陽登ってなかったよ~~~~~~~!

ライブ冒頭、ステージに不規則につられていた平行四辺形の窓。
コレがググーっと中央によっていって、窓枠が光る。
ツアーロゴ「暁」が浮かび上がる!

マジでこれ感動しました。演出チームに天才しかいない。
いつ思いついたんでしょう。このロゴを再現するベースで窓枠を設けたのか、窓枠から発想を飛ばしたのか、まさかステージに再現する前提で作ったロゴだったり!?

ステージ背景の壁のど真ん中に光量強めの大きなライトがあり、暗い会場でその大きな一つのライトがステージと客席を照らすのが朝日みたいでかっこよかった。

暁、冒頭の歌詞、「大地に膝ついたままで天を仰ぎ」を歌うタイミングで急に崩れ落ちるような形で、膝立ちする昭仁さん、
ステージに膝ついて歌ってる!!?!?!?!??!?!?!

昭仁さんの足下に絨毯が敷いてあったのですが、館の雰囲気を出すためのものではなく、昭仁さんのお膝を守るためのものだったんですね~~~。

暁のイントロの音圧と、膝ついて歌っている事実で「ィィィィィ………」を息を漏らすことしかできなかった。声を出さなかっただけ褒めてほしい。かっこよすぎた。お膝大事にしてください。

膝をついたのはイントロのこの部分だけだったけど、絨毯の上を縦横無尽にステップを踏んだり腕を振ったり。
トリプルアクセル飛ぶ前みたいな動きしてた。フィギュアスケートあんまり知らないけど。

ポルノもサポートミュージシャンも全身で演奏しててかっこよすぎました。ここまで1時間半、動いて喋って、旅の疲れもあるだろうに、こんなに動き回って演奏するのどういうこと?楽器重そうだけどそんな上下に動いて疲れない?私の腰は限界迎えそうでした。

ゾンビをリリースしたときもそうだったけれど、25周年を目前とした今、こんなに新しいポルノグラフィティが見られるなんて、応援してて良かった
な……最高のアルバム、最高のツアーです。

演奏終わり、いつの間にか再出現したドアからお帰りになられました。


アンコール1.CenturyLovers

やったー!だいすきセンラバ!!!
ボイスストラップ販売時点で「フーフーを録音してきてね!」のアナウンスがあり、この曲やるよーって言ってたようなものでしたが、イントロ聞けばテンション上がります。ボイスストラップは買いました。ライブ中付けてると肩凝るしみぞおちに当たると痛い。

いざC&R。フーフー録音している人が多いのか、会場の音響が良いのか、すごいきれいに揃ったフーフー!
客席後方だったのでわかりにくかったですが、ステージの皆さんびっくりしてたので、マジで揃ってたんだな~
暁に通い詰めたフーフーのタイミングのプロ集団だったのか、録音のコツが伝達された成果なのか、昭仁さんに「めっちゃ揃ってる!」と喜んでいただきました。
3000円追加で払ってライブ中にリズムゲームできるのはポルノグラフィティだけ!

前方にいたちびっこに個人レッスンを開いていたのも微笑ましかったです。
知らん大人が自己主張するの見るよりずっと良いので、前方の席はちびっ子専用にならないかな。ならないか。


アンコール2.ジレンマ

ラストの曲。
終わっちゃうよ~~~;;でも楽しい。
会場に飛べ!飛べ!って煽ってたけど、札幌会場のhitaruってジャンプ禁止会場なんじゃ…………。飛ぶ体力残ってなかったので、屈伸していました。

間奏、ミュージシャンのソロ回しで、ギターでバンマスの輔さんはハネウマを演奏。
輔さんに繋いでみなっちさんがハネウマをつづけて演奏してくださる。ジレンマのなかでハネウマも楽しめちゃう!お得!
和歌山ではサウダージを演奏していらしたので、どこかで追加されたんでしょう。

ソロ回し中の昭仁さんの自由さも見たいし、かっこいい演奏姿も見たいし、バックモニターで各人ことに表示されるお名前がメンバーカラーに分けられてるのも見たい。目が足りない。
昭仁さんは肩から腕をぶん回してた。ストレッチしたり鍛えたりしてるから、五十肩とかにならないんだろうな。若い。曲の締めの大ジャンプもおなじみ。よう飛ぶわ。無理しないでね。


と、だいたいこんな感想です。

そういえば今回セットリスト常連のハネウマライダーがいなかったな。和歌山のときはハネウマが無いことに全然気付かず、退場時にタオルをバッグにしまうときに「ハネウマない!」と気付きました。
ハネウマなくてもこんなに満足できるセットリストが組めるなんて。すごすぎる。

札幌公演と同日、ツアーグッズであるphotoTシャツにプリントされている写真を撮影されたカメラマンの個展が札幌で開かれていたので、そちらにもお邪魔しました。

グッズに採用された写真の別候補も見せていただき、貴重な機会になりました。今回採用されなかった写真は、同じ場所で撮影されたもの。太陽が昇っているのが見える、OKテイクから数分後の写真のようでした。
採用されなかった理由として、今回のコンセプトで太陽が写っているのはNGなため、ということだったらしく、ポルノチームの「暁」という言葉へのこだわりが垣間見えたような気がします。

「続・ポルノグラフィティ」では夜明けを待ち、ようやく「暁」だったので、次の曲はなにか太陽モチーフになるのかな?それだとコンセプト引っ張りすぎか?
暁ロゴ再現のライトが朝日みたいと思ったのも、太陽登ったことの表現を狙っての演出だったらいいな~~~


晴一さんが制作を進めるミュージカルのような演出もあり、DISPATCHERSを経て表現することに一皮むけた昭仁さんを見ることができて、挑戦を続けるポルノグラフィティが好きだと再確認したというか、惚れ直しました。やっぱりかっこいい。大好きだ。


円盤では照明とかモニター映像とかを定点でじっくり見られないので、現場ではその部分もちゃんと記憶に残そうと意識しているのですが、今回のツアーはモニターや小道具の多いこと。これを全国に運んで回っているのか…
座席が後ろの方だったので細部までは見られなかったのですが、大きなモニターと窓枠モニターと、何枚用意した?ドアとか絨毯とか。照明の数もかなり用意してますよね?ツアートラック何台で移動してるんでしょう。

ツアーといえばの一つ、ツアー仕様のラッピングトラックですが、札幌公演の会場hitaru商業ビルの中にあり、駐車場は関係者以外入れないのでトラックを拝見することができず。和歌山公演はまだツアー用のラッピングが完成していなくて見られず。残念!


MCであったことはTwitterに記憶力のあるファンが沢山投稿しているのでそちらを見た方が良いです。札幌公演ではGRAY兄さんの差し入れのお話から、エスコンフィールドの話から派生したショートコントをしていました。要所要所、曲に込められた想いやアルバムコンセプトも話していただき、おもしろおじさんから時代を先導するミュージシャンまで幅広く楽しめたMCでした。

やっぱりオリジナルアルバムをひっさげたツアーっていいなあ。また大好きなツアーがひとつ増えました。
前回のアルバムツアー”BUTTERFLYEFFECT”の1曲目が「夜間飛行」で今回の1曲目が「悪霊少女」という、漢字4文字つながりもあってそこもお気に入りポイントです。絶対偶然ですが。

この記事を書いている当日は東京ドームシティ公演。年内ラストですね。
先日のファンクラブコンテンツの更新で気になる投稿があったので、年明けの武道館公演でもしかして、とちょっと期待しています。配信で見ます。

とにかく健康でツアーを終えていただければ何だっていいです。
ポルノグラフィティのお二人、サポートミュージシャンの皆さん、スタッフの皆さん、どうか健康で大きなトラブル無くツアーを終えることができるよう祈っております。

思ったよりも長くなりました。
1万字超え。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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