2022年9月30日(金)
今日から2回目の育児休暇がスタート。前回は1ヶ月丸々休んだが、今回は平日に4日間の休みを取り、家族3人でゆっくり過ごそうと思う。
前夜は部署異動に伴うフライング気味の歓迎会を開いてもらい、日付が変わる頃に帰宅。シャワーを浴び、酔いを醒ましていたら妻からおもむろに手紙を渡された。てっきり、明日からの育休楽しくやろうね的なほっこりメッセージだと思い、それなりの明るいテンションで「ありがとう!」と受け取ったのだが、それが予想外の内容であった。一般的に手紙と呼ばれる「想い」を伝える媒体にはおおよそ似つかわしくない「to doリスト」から始まるその手紙には、育休期間中の私に課せられた家事・育児にまつわるミッションが用紙一杯にそれなりの筆圧で記されていたのだ。子と目一杯のスキンシップを取ること、という比較的ライトなものから、ハーフバースデイの仕切りや、保育園絡みの書類確認など、責任が伴う重いミッションまで幅広く取り揃えられていた。手紙自体は99%の愛情が占めているのだが、私の日頃の行いへの誹りが1%だけスパイスとして散りばめられていて、非常に緊張感のある瞬間だった。読み終わった瞬間、一瞬狼狽そうになったが、そこは悟られまいと「善処します」と一言添えるのが精一杯であった。本当の意味での「育児休業」を体現できるように、パパは頑張ります!
この日は午前中はメールの処理をし、昼からは引越し先のマンションへ。用事が終わり、本日を持って長い歴史を終える札幌駅のパセオへ向かった。パセオはプライベートではほとんど縁がなかったが、仕事ではTVの中継先として訪れる頻度はそれなりに高く閉店は寂しいものだ。社会人1年目の頃、パセオのテルミヌス広場で映画「スペック」のクローズドイベントの立ち合いをしたことを思い出した。戸田恵梨香さんと加瀬亮さんが来てたんだよなぁ。あぁ懐かしい。
その後大通りの皮膚科で子の湿疹の様子を見てもらった。担当の先生が熊のような個性的な風貌をしているのだが、物腰は柔らかく、そのギャップに笑いそうになる。さらに皮膚科であるはずなのに、新生児の発育に関して尋常じゃないほど豊富な知識を持ち合わせていて、小児科かと錯覚してしまった。なかなか素敵な病院であった。これからも健康で元気にすくすく育ってほしいものですね。
夜はto doリストにあったものも含めて、いくつかの家事をこなし、She&HimのBrian Wilsonトリビュートを聴きながら、あっという間の育休1日目終了となった。
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