2022年9月17日（土）
3連休の初日は10時頃に起床し、どんぐりのちくわパンとカフェオレで朝昼兼用の食事を摂る。生後4ヶ月の子は朝からご機嫌で絶好調だ。彼女の目にはこの世界はどのように写っているのだろうか。これから、少しでも素敵な人生を歩めるような刺激とヒントを提供出来るように、パパも日々頑張るね、という心持ちです。
昼過ぎからは洗濯機を回し、寝具を一気に洗っていく。洗った後は、乾燥機にかけるため妻と子と近所のコインランドリーまでお散歩をした。妻と何気ないことをベラベラ喋りながら近所へ散歩に出掛けるのは本当に楽しい。乾燥が終わるまでは、POP LIFE: The Podcastの最新回を聴きながらモスバーガーで小休憩を取った。木津毅さんの「ニューダッド」特集で、有害な男性性やおっさんの功罪などについての話を聴く。「男性はお互いを褒め合わない」「顔を合わせれば仕事の成果と社会的なランキングの話ばかり」という話は首肯せざるを得なかった。私がいま所属している職場は極めて男性的でマチズモなコミュニティだし、自分自身はそこに居心地の良さを感じてはいないのだなと改めて感じた。今のお偉方の中に沈澱している旧来的な男性優位の価値観はそう簡単に変えられるものでもないし、現行のシステムによる功利もあるという現実は受け入れるが、少しづつ変化していかないと社会に取り残されてしまうという危機感だけは持ってほしいなぁと窓際の平社員はぼんやり思っております。
夕方からは妻が不在で子と2人で過ごす。黄昏泣きなのか、日が暮れるタイミングでギャン泣きが始まったが、お風呂に入って落ち着いてからは無事入眠。妻帰宅とともに交替で街へ繰り出す。サツゲキで深田晃司監督「LOVE LIFE」を観た。かなり面白かった。登場人物は皆一様に何かが欠けていて、何かが足りなくて、人間という生き物の複雑さを包み隠さずに発露させていく。一人一人のままならなさを愛でるではなく、ただ淡々と写していく演出によって「色々あるけど、他人と人生を交錯させながら生きていくしかないのよ」というメッセージを補強しているように受け取りました。ラスト前、韓国での結婚式で木村文乃の背中越しのダンスシーンが非常に印象的だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？