画像処理エンジニア検定 エキスパートを受けてみた
先日、CG-ARTS協会主催の画像処理エンジニア検定 エキスパートというものを受けてみたのですが、無事合格できました🎉
画像処理エンジニア検定 エキスパートは、文字通りではあるのですが、webサイトの言葉をそのまま引用すると「画像処理の技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります」といった内容の検定です。
開催頻度は年2回(2024年でいうと、7月と11月)で、検定料は6700円。
モチベーションは?
普段自分はiOSエンジニアとして、野球のフォーム解析アプリの開発に携わっているが、そこでいくつかの画像処理が必要になった。具体的には、
フレーム間差分法(物体検出)
2値画像の膨張・収縮(同上)
またモーションブラーのない動画を撮影するといった目的からカメラでの撮影に関する知識も必要だった(ディジタルカメラに関する知識も上記検定で扱っている範囲内)。
で、悔しいのは、業務ではこれらのことを同僚のMLエンジニアに教えてもらったうえで実装したことだ。
その時知らなかったこと自体は仕方ないとして、今後のことも踏まえ、画像処理まわりを包括的に学べるいい本がないかなぁとAmazonで探していたところ、今回の検定の公式テキストに出くわしました。
画像処理エンジニア検定には「エキスパート」以外にも「ベーシック」というものもあったのですが、ここは志高く前者を受けることに決めました。
やったこと
上記の公式テキストを読んだのはもちろん、その前にUdemyの以下のコースを受講しました。
購入時は知らなかったのですが、こちらのコースはほとんど検定(エキスパート)の出題範囲と同一の項目を扱っているので非常に参考になりました(章立てはテキストとは全く異なります。また一部の領域はこちらのコースではカバーしていないです)。
テキストではわかりづらい内容も、動画コンテンツ上で実際に動いているデモなどを見ることでより理解できるなというのは強く感じました。
最後の方にはもちろん問題集も解きました。
値段が高いというのも含めなかなか問題集を解く気分にはならなかったのですが、ちょうど同時期に読んでいた書籍「科学的根拠に基づく最高の勉強法」で、科学的に効果が高い勉強方法の1つ「アクティブリコール」の具体的なものとして「練習問題を解く」とあったのをみて、「よしやろうか」となりましたw
今後は
昨年はデータサイエンティスト検定 リテラシーレベルというものを受けて合格したりと、検定に受かる喜びもいいなぁと思いつつ、それ自体が目的になる(いわゆる資格・検定コレクターみたいな)のは絶対に嫌だなと思ってたりもする。
とはいえ資格・検定を通して何かを深く学ぶこと自体は楽しいとも思っているので(あとは追い込まれないと勉強しないタイプの人間には資格・検定は良いと思っている)、また何かいいものがあればチャレンジしたい💪