「結婚」を「再婚」と呼ぶことに違和感がある
お笑い芸人の狩野英孝さんが「結婚」した。でも、狩野英孝さんは2回目の結婚なので、報道では「再婚」となっている。
この「再婚」という言葉。僕は昔から違和感がある。
「再婚」=「再び結婚する」ということ。でも「結婚」は2人いないとできないわけだから、片方だけ呼び名が違うことに違和感がある。もっと言えば、「再婚」は、同じ人と結婚しなおした時に使う言葉のような気がするのだ。
それに、今の使い方で言うと、狩野英孝さんは、再婚。相手の女性は初婚となる。幸せな「初めての共同作業」を経て、2人で同じ道を歩み出すと言う時に、それぞれ呼び方が違うのはおかしいのではないか。
だから、再婚は同じ人ともう一度結婚した時だけ使用するようにすべきだと思う。それなら、お互い「再婚」で間違いない。結婚が2回目以降の人は、「○回目の結婚」とすればいい。
というか、おめでたい話なのだから「結婚」だけでいいじゃないか。わざわざ過去を掘り出してきて「○回目」とか「再婚」なんて書かなくても。