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「逆走防止のサイン」の難しさ
案内サインって本当に難しい。高速道路の逆送防止のパンフレットを見てそう思った。
そこには、逆走を起こさせないためのたくさんの工夫が書かれていてて、その中に逆向きに走っている車に警告するサインが掲載されていた(トップ写真)。
でも、ぼくはこれを見て
むしろ、この方向に看板が向いていることで、正しい道だと勘違するのではないか
と思ってしまった。
決して、この取組をしている人たちの仕事を否定しているわけではない。単にぼくがそう思っただけである。
もし、認知機能が低下して、そもそも文字をあまり読まない状況になっているとき、自分が走っている道の看板が全て裏向きなら、少し違和感を覚えるけど、一枚こっちに向いているのがあれば、中身を読まずに、逆に安心してしまいそうなのだ。
かといって、これ以上に良いサインがあるか、と言われると車が衝突するマークにするくらいしか思いつかない。
だから、案内サインって本当に難しい。そう思った。