「大のスポーツ嫌い」でも応援したくなる「満身創痍の東京五輪」
もともと体育を始め、ありとあらゆるスポーツが苦手な体に生まれてしまったために、スポーツには本当に興味がない。いわゆる社会常識とされる「野球のルール」さえよく分かっていない。
だから、4年に一度のオリンピックも開会式と閉会式の演出に興味があるくらいで、競技のニュースは奥さんが興味があるものを解説してもらいながら横で見ているくらいだ。
東京五輪への思い
当然、東京オリンピックにもそんなに興味はない。正確に言えば「なかった。」
そうなのだ、ここ、最近すごく興味がある。そして、ぜひなんとかして開催してほしいと思う。
その理由
その理由はそんなにしっかりしたものではない。ただ「弱っているもの」を応援したくなるこの性格からである。
小学校の運動会の時、放送部がかける「紅組がんばれ」とか「白組負けるな」という言葉は、基本的に負けている方の組に対してのものであった。これと同じで、ぼくはなんでも「負けている方を応援する」ことがルールだと思っている。
大会組織委員会の幹部とか、政府の偉い人を「弱ているもの」と言う気はない。でも、その人たちの下で、何千何万という人弱い人たちが、これまでこの東京五輪開催のために汗を流してきているのだ。そんな人たちが負けるのを見ていられないのだ。
必要な対策はしても
感染防止は必要なので、入場者数など検討してもらえればいいが、どんな状態でも「開催」を前提に進めばいいと思う。
東京五輪でどんな競技が行われるのか、誰が出場して、どこが見所なのかは知らない。それでも、この満身創痍の東京五輪をどうしても開催させてあげてほしい。
弱いものを応援する立場として、ぼくはそう思っている。