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ミニストップ、いっそスイーツを止めては

先日、たまに利用していたミニストップが無くなった。

正直、以前から店の前の張り紙だらけで汚いし、店も狭いし、行くたびに「この店大丈夫かな」と友人と話していたところだったので「やっぱり」と納得してしまった。

ミニストップの親会社のイオンの運営するショッピングモールやスーパーは結構利用させてもらっているし、その経営姿勢戦略もなかなか素晴らしいと思うのだけどどうしてもこのミニストップだけうまく経営ができていない。

これまでの加盟店への押し付けをやめようと、新しい契約に移行している点などは、評価されるべきだと思うのだけど、少なくとも、ぼくの利用する店舗を見ている限りは、店員さんにも店舗にも覇気がないのだ。

ここから先は、本当に個人的な意見なのだけど、この際、いっそ、ミニストップの看板商品である「スイーツ」をやめるべきなのではないだろうか

これには2つの理由がある。

まず一つは、もはやスイーツで差別化できないからである。

20年ほど前は、コンビニに美味しいスイーツなど置かれていなかった。そんな中、出来立てのスイーツを出すことのできるミニストップは特別な存在で、「ミニストップといえばスイーツ」というブランド価値を生んでいた。

ところが今は、他のコンビニもスイーツの品揃えはなかなかのものである。それに、その場で作ったものでなくても、それなりというか、かなり美味しいものが増えた。

そんな中、もはや「ミニストップと言えばスイーツ」と感じている人はもはや少ないのではないだろうか。

二つ目は、店員の大きな負担である。

というのも、先日潰れたミニストップは、潰れる2年ほど前、アルバイト不足が叫ばれる中「スイーツは大変時間がかかり、場合によっては30分程度お待ちいただく必要があります」と、店長の手書きと思われる走り書きを、店舗にデカデカと掲示てしていた。

コンビニで30分ということは、つまり「頼むな」ということだ。

つまり、この店はスイーツの販売を事実上拒否していたのだ。

これを、エリアマネージャーとかが見ていたのかどうかはわからない。数ヶ月後に行った時はすでに撤去されていたけど、とにかく現場の声としては「もうスイーツはやめてくれ」そいうことなのかなとぼくは思った。

そしてそういった現場への負担が、スタッフや店舗の覇気を失わせているのではないかとも思う。


以上は、本当に個人的な見解だが、多くの人にとってももはやミニストップは「スイーツのミニストップ」ではないのだはないだろうか。

イオンファンとしては、親会社にイオンがいるのだから、スイーツではなく、トップバリュー商品の充実など、ぜひもっとイオン色を出して頑張ってほしい。


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