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「半沢直樹」のあらすじが航空ファンにはわかる

ドラマ半沢直樹が面白い。いつもなら翌日からの仕事のことで憂鬱になる日曜日の夜が最近は楽しみになっているほどである。顔芸の話とか、書きたいことはいろいろあるが、今回は航空ファンならわかっている今度の展開予想について簡単に書いておきたい。

なお、あくまでも想像なので、ネタバレではないが多分間違いなくこの流れになると思うので、気にされる方はここから読み進めないでもらいたい。





ドラマの前半はIT企業のM&Aに関する話であったが、後半戦に入って今度は「帝国航空」の再建の話になっている。先日の第5回では、主人公の半沢直樹が帝国航空に乗り込み、当初は反発する社員たちと対話を重ねながら、気持ちを一つにしていく姿が描かれている。

その社員たちの中で「グレートキャプテン」と言われる機長木滝英雄氏は、物語の中心的な役割を担っている。本来銀行の窓口となる経営陣役の中で一番知名度が高い石黒賢が演じている財務部長よりも目立っているくらいだ。

でもぼくはこれが特におかしいとは思わない。なぜなら、航空ファンには今後必ず

機長の木滝英雄氏が社長に就任する

ことがわかっているからである。

なぜ、こんな予想ができるかと言うと、この物語の元になった実話が、JALの経営再建だからである。政治主導のタスクフォースが立ち上がっていたり、政治の力によって地方路線を維持させられたりしている帝国航空は、まさに過去のJALそのものである。

そして、現実の世界で、JALの再建後の社長になったのは、機長経験者なのだ。今は会長になられたようであるが植木義晴さんがまさにその人である。

就任の時に、ぼくも大変驚いたのを覚えている。まさに事実は小説よりも奇なりと思っていたが、まさか、ドラマに逆流するとは思わなかった。

もちろん、今のところはまだ想像である。でも、航空ファンはみんなこの予測をしていると思う。

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