夫と妻で「家事分担の認識」は大きく違う
男女平等、と言いながらも、女性の家事負担は今だに大きいの実情だと思う。
ぼく自信、家事はほとんどできていなくて、大きいことは言えないのだけど、10年以上の夫婦生活と、たくさんの女性に聞かせていただいた意見から、まずはきちんとした認識が大切であると思い、イメージを作ってみた。
お互いのイメージ
このイメージは、男性(夫)目線の家事負担と、女性(妻)目線の家事負担の認識を示している。
男性
「家事」という大きなものがあって、その負担を半分に分けている。
女性
「家事」という大きなものを仕切っていて、そのうち夫がしていないものを全てしている。
そう、男性は何かのリストがあって、そのリストを2人で分けていると思っている。でも女性は、そもそもリストなんてなくて、男性がしないことは全てしないといけないと思っているのである。男性は何かのリストがあって、そのリストを2人で分けていると思っている。でも女性は、そもそもリストなんてなくて、男性がしないことは全てしないといけないと思っているのである。
よく起こる争い
だから次のような争いが起こるのだ。
「雨降りだしたら洗濯物入れといてよ!」
「メールしてくれればよかったのに。。」
「自分で考えてよ!」
知っておくべきこと
多くの男性が知らなければいけないのは、家事というものは、リスト化できない突発的な無数のタスクの塊であるということ。
だから、分担とか、リストとかではなく、その場その場で考えて、最適の行動を取る必要があるのだ。そして、実際多くの女性がそれをしてくれている。
「家事の分担をしている」と言う前に、まずはこのイメージを頭に入れておいてほしい。
仕事も同じ
でもこれ、よく考えてみれば職場の仕事と同じである。
自分が意識している仕事だけする人と、抜けている部分をカバーする人がいて成り立っている。「これは俺の仕事じゃない」というスタンスの人は、職場でも家でも嫌われるということだろう。