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2024年も始まったことだし今までの人生を振り返る意味で日記をつけてみるVol.4

自身の人生回想と美容師

こんばんは。こんにちは。おはようございます。
前回、触れた通り専門学校を卒業した後、初めて就職したサロンでの話をしようと思う。アシスタントからスタイリストになったサロンだし、美容師としてスキルの基礎、土台を身に着けさせてもらったサロンでもあるので思い出深い。

アシスタント時代導入

サロン名は伏せるが専門を卒業して就職したのは神奈川にあるサロンだった。就職時は雑誌撮影やバックステージの仕事があるサロンを希望していたが、その当時ほんの一握りのサロンでしか、そういう仕事をしていなく、色々考えた結果そのサロンに就職した。
今考えれば贅沢な希望だったと思う。普通のサロンワークもしながら外仕事の経験を積みたいなど美容業界を知った、今であれば贅沢な希望だった思う。特に外仕事に関して言えばサロンで請け負うというよりはスタイリスト個人で請ける場合が多いし、ほぼほぼ自身のチカラで取ってくる仕事だからである。今ほどSNSなどの外に発信するツールがなかった時代である。外仕事を取ってくるのは難しかった。なのでアシスタント時代からコンテストに出て自身の名前を売ろうと考えたのである。
    

クリエイティブって言えるかな?

よく美容師は器用だと言われるが…

うん…よく言われる。器用でなければ美容師になれないんでしょ?てきなニュアンスで言われることが多い。んなことないっ!なんだったら、あんまり関係ないと思う。基本的な技術、スキルは反復練習で身に付く。ただ身に付くまでの時間は個人差があるだろう。
要領がよく、真似が得意であれば身につけるまでの時間は短いと思う。まあ~要領は個人の資質の部分もあるだろうが、「真似」…何かを真似するというのは視点と方法の問題だと思う。特に美容に関する技術を真似る場合は段階があると思っている。

  1. 全体の動作の流れを覚える

  2. 動作のステップごとに超細部を観る

  3. ステップごとに自分の動作をお手本にリンクさせる

  4. リンクできない部分を自身で認識し修正する

  5. ステップごとのツナギの部分をスムーズできる為にはを考え実施する

  6. 常にお手本と同じスピードでできるように意識する

ときに6は重要だ。初めからスピードを意識してトレーニングしないと、後からスピードをあげようと思っても出来ない場合が多い。
的確な技術と同じくらいスピードは重要だと思う。サロンワークにおいても、撮影やバックステージにおいても絶対に必要になってくるのが適正なテクニックスピードだ。サロンワークにおいては多くのお客様を担当しないと売上をあげられない。また多くのお客様を担当しないと自分を指示してくれる顧客を獲得できるチャンスを逃がすことになる。撮影やバックステージでの仕事では絶対にケツお時間がある。その時間に間に合わせられなければプロ失格である。

アシスタント時代のトレーニング

この時ほど夢中になったときは無かったと思う。兎に角早くスタイリストになりたかったし自身の名前を売りたかった。今は早期育成で1~2年でスタイリストデビューできるサロンが多いが、私がアシスタントの時スタイリストデビューまで5~6年が一般的だったと思う。カリキュラムはうろ覚えだが1年半から2年位はシャンプーやカラーやパーマ、ブロー・スタイリング などカット以外の技術習得に充てられることが多かった。またカットのトレーニングに入ったとしても初めはウィックのカットからである。人形相手に毎日…毎日、基本の課題スタイルをカットしていく。またベーシックスタイルがいくつか用意されていて、一つのスタイルを合格しないと次のスタイルに進めないようなカリキュラムだった。そんなカリキュラムに不満があったわけではないが、モデルカットを早いうちからやり始めた。もちろんコンテストに出場するためである。
営業終わりの時間はサロンで用意されているカリキュラムのトレーニング、カリキュラムはこなさないといけないので、モデルをカットするためのトレーニングは営業前の時間を充てていた。休みの日は昼から夕方くらいまでモデルハント しモデルさんをゲット出来たら、営業後のサロンにモデルさんを連れて行き、空いているスタイリストを捕まえてモデルカットを観てもらう。サロンで決められているカリキュラムではないからスタイリストから見ればボランティアである。それでもモデルさんを連れて行けた時に観てくれないスタイリストは居なかった…ホント感謝である(泣)

そんなこんなでサロンワークとトレーニングを重ねる日々だった。
コンテストに出場した際の話はまた別途しよう。
トレーニングで心が折れかけた?もしくは拗ねた?時の話を次回はしようと思う。続けて購読してもらえれば有り難い。

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