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2024年も始まったことだし今までの人生を振り返る意味で日記をつけてみる Vol.7
今回はカラリストの勉強をしていた時の話
スタイリストデビューしたてだったと思うがカラリストの勉強をする機会を得た話だ。
勤めていたサロンとは違うが、カラリストをおいているサロンが主催しているカラリストのスクールに勉強に行った。
期間は、月1回3日間連続だった記憶がある。
公休をずらして勉強に行っていたので他の週は、身体がキツかった…それでも美容室で使うカラー剤や、他の剤に興味を持ったキッカケだったし、そこから色々と自分でもケミカル系の勉強を始めた。
知識も技術も一段あがったと思う
それまでも自分では勉強やトレーニングをしていたつもりだったが外部の、しかも他サロンからキャリアが様々な美容師が集まっていたスクールだったので、かなり刺激を受けた。
勉強にきていた美容師はキャリアもバックボーンも様々でカラーリングの塗布1つとっても様々な塗布方法があるし、特に目を覚まさせてもらったのが一つ一つの所作のキレイな美容師さんだった。
それまでも自身の技術は下手ではないと思っていたが、その美容師さんは技術に一切の無駄な動作がなく、立ち姿?立ち居振る舞い?が非常に綺麗だった記憶がある。その方を見てから自身の未熟さを感じ入ったし、もっと上の技術、所作を身に着けないといけない…と素直に思った。
そこからはサロンでの勉強会への姿勢が変わったと思う。もちろん可愛い、カッコいい、キレイなヘアデザインを作るための技術はモチロン継続してトレーニングをしたが、自身の立ち居振る舞い、特に技術をしている時の所作、立ち居振る舞いもキレイにすることを念頭に置いてトレーニングするようになった。まず、無駄な動作を徹底的に省くように心がけた。それは一朝一夕で出来ることではなかったが、ヘアサロンを移ったときに同僚スタイリストに、「どうしてそんなに技術している時の姿勢がキレイなんですか?」と聞かれた時に、ある程度身に着けられたのかな~?と思った。表にはそんな出さなかったが内心はすごく嬉しかった。
カラリストの勉強も大変だったが…
半年のカラリストのスクールに通っていたときも大変だったが、終わって勉強してきた内容をサロン内で発表することも大変だった記憶がある。
実はスクールに通う受講費は自身とサロンとの折半だったのだ。
なので勉強した内容をサロン内で発表するのは決まっていた。
その時はスタイリストになりたて、所謂スタイリストとしてはペーペーだった時に全スタッフに勉強してきた内容を発表しなければいけない…非常にプレッシャーだったし準備が大変だった。たしかに、もう一人一緒に勉強に行ったスタイリストはいたが、そのスタイリストはすでに店長だったかでサロンワークその他の仕事で忙しく準備に関しては、ほぼほぼ1人でやっていた。
準備と言っても今と違ってプレゼンソフトも使えないし手書きで要点を纏めたりや毛束を作ったりウィックを染めたり、ハイライトのテクニックを磨いたりだった。あとは様々なデザインカラーのテクニックを収集した。ウェービングやスライシングのテクニックはスクールで習えたしトレーニングもできたが、色々調べるうちにデザインカラーのテクニックはそれだけではなく、グラデーションを作るためのテクニックやブロックカラー、またスライシングではあるんだがフルブリーチする際のバック・トゥ・バックなど様々なテクニックや手法があり、デザインカラーが「メッシュ」と言われていた縦のラインを出すハイライトが一般的だった時代に、そういったテクニックや手法を探して、身につけるだけでも大変だった記憶がる。
だいたいスクールが終わってから3ヶ月の時間を準備にもらい発表に望んだ気がする。たしか横浜店と銀座店の店舗で2回実施した。横浜店は、人数が多かったが見知った顔がいっぱいだったので緊張はしたが、まだマシだった気がする。まあ~大人数の前でプレゼンするなんぞ、それが初めてだったのでボロボロだったと思うがとりあえずはやり切った感が残った。厄介だったのが銀座店だ。そこまで関わりのないスタッフが多かったのでド緊張はするし、なんか雰囲気はアウェーだしでボロボロのメタメタだったと思う。また容赦ない質問が飛んでくるし、それに対して明確な答えを出さなかったし…今であれば一旦質問を持ち帰るなどのプレゼンテクニックを知っているが、22,3歳のスタイリストなりたてのペーペーがそんなテクニック知るわけもないし後悔と反省しかない時間だった。
そこからは、また火がついたようにトレーニングに時間を費やしたし別途人の前で話すチカラ、プレゼンの勉強も少しづつだがすることにした。
次回はカラリストの勉強で視野が広がった話
今回はカラリストの勉強をした話をしたが、ある意味この機会は私のそこからの美容師としての方向性が変わった時だったかもしれない。
その時までは、働いていたサロンで店長や、幹部になれたらいいな~とぼんやりとしか自身の美容師としても未来を描けてなかったが 外の世界を見て視野が広がったと思う。
次回は視野が広がったあとに、どんな動きをしたかに触れていきたい。簡単に言ってしまえばサロンを移ることにしたのである。
まあ~次回詳しく話したいと思う。ではまた次回も読んでもらえると有り難い…