今回は「お気に入りのツールたち」 Vol.2
前回かなり紹介してしまったので、今回は1つのみ紹介しようと思う。前回もカメラを紹介したが今回はスチル用に使用しているカメラだ。FUJIFILM X30というカメラを紹介しよう。
FUJIFILM X30
このカメラは、何時買ったか分からないくらい昔に買ったカメラだ。このカメラの前にX10も使用していた。
X10もX30も今は販売されていないカメラだ。
レトロっぽい見た目と変わった起動方法、FUJIFILMの独特のフィルムシュミレーション、しかもレンズはズームレンズだが全域でF2.8で固定なのだ。非常に写りも操作性も気に入っている。
次からかは気に入っている機能を一つ一つ紹介しよう。
フィルムシュミレーション
これはフィルムカメラからカメラを趣味にしていた人はわかると思うが、フィルムによって色彩や写りの雰囲気、モノクロなどなど今はカメラ内での機能で切り替えるようになっているが、昔はフィルムを変えることによって写りに変化を与えていた。
ヴィヴィッドに写したいやソフトに写したい、少し彩度が低いような写りにしたいなどなど様々なフィルムが販売されていた。
その頃の商品名でフィルムシュミレーションが出来るので、かなり使いやすい。フィルム時代からよく使っていたし今も使っているのが「Velvia」だ。彩度が高くコントラストが強い発色をする。あとはPRO Neg,Stdだ。階調がなめらかで、肌の質感がきれいに写る。
レンズの開放値 ズーム全域F2.0~F2.8
レンズ性能、特にズームレンズは焦点距離によって開放F値が変わるレンズもあるが、開放値が2.8でズーム全域で開放できるのは非常に助かる。まあ、開放にすることも少ないのだが…確かにスナップポートレートなどで街中でモデルさんを撮るときなどは、背景をボカすために開放値にすることもあるが、やはりF4.5からF5.6くらいにしたほうが締まる…うーんシャープになると思うので普段スナップなどはその辺で撮っている。ただ開放値に余裕があるのは助かる場面が多い。
あとはレンズが電源ONスイッチになっているのも変わった機能だろう。ズームリングをヒネるとスイッチオンで、すぐにシャッターが切れる。
機能ではないが「見た目」
これは機能ではないが、やはりFUJIFILMのカメラを語る上で見た目は外せないだろう。全ての機種ではないがXシリーズはレトロな見た目でフィルムカメラの時を想起させるデザインになっている。
これは前回のツール紹介でも言ったがDaVinci Resolve Speed Editorと同じだが所有欲を満たしてもらえる。使うときにテンションが上がるし持っている事自体に価値を感じる。
今回はツール紹介のVol.2だったが、いかがだったろうか?
ツールには機能性も大事だが所有欲を満たしえもらえるツールが好きだ。まだ紹介したいツールはあるのでVol.3も出そうと思う。
次回も読んでいただけると有り難い。