2024年も始まったことだし今までの人生を振り返る意味で日記をつけてみるVol.5
今回は美容師アシスタント時代の心が折れた時の話
こんばんは。こんにちは。おはようございます。
だいぶ空いてしまったが今回はアシスタント時代の話。
日々、スタイリストになりたくてトレーニングとステップアップの為の試験?テクニカルチェック?に勤しんでいた時…
テクニカルチェック?通らない…
トレーニングも積んでいくと次のステップに行くためのテクニカルチェックがあった。月に1回?2回?だったか忘れてしまったが課題に対してのチェックがある。チェックを通ると次の課題のためのトレーニングに入って行けるシステムだった。それまでも1回2回位はチェックが通らないこともあったが、心が折れたのはモデルカットのテクニカルチェックだった。
課題は「グラデーションボブ」だった。その頃には、かなりモデルさんのカットを経験していた。コンテストに出るためのトレーニング(これは通常のサロンで設定されているトレーニングとは別)でウィックは勿論、モデルカットもかなりの人数を実施していた。またコンテストに出るためにトレーニングしていたのが「グラボブ」だったのでテクニカルチェックを受ける前から少し自信もあった。
テクニカルチェックを受けるためにモデルさんも確保できていたし、そのモデルさんも髪質、生え癖、髪のコンディション、かなり状態のいいモデルさんだったので受かるじゃろ~と思っていた。
テクニカルチェックの規定は、
1,デザイン
2,時間(仕上げまで40分だったかな?)
3,カットした髪の毛の長さ(2㎝以上カット)
4,ブロードライ
だったと思う、1つ1つも項目にはもっとチェック項目があったと思う。
チェックを終えて、その時の私の目にはかなりいい出来だったし受かったと思っていたが…
テクニカルチェックに通らなかった理由
当時、同時に何人受けていたが忘れてしまったが同じ課題で受けていた同期は居なかったと思う。
一人ひとり、課題に対しての合否と通った場合のポイント、良かった点や修正点や今後、修正した方がいい点などの講評が行われる。
通らなかった場合はなぜ通らなかったか?の一番のポイントと修正点と良かった点などが発表される。
私の合否と講評が行われることになったのだが、ここで通らなった理由が私は納得いかなかった。覚えている限りでは、
「カットした髪の毛の長さ」くらいしか無かったのである。ただしっかりと2㎝以上カットしたと思っていたし、見た目がしっかりとスタイルチェンジになっていたと思う。講評でも、その他のチェック項目に関しては特に修正点などはなかったのである。
はっきり言えば納得いかなかった。チェックが終わった後にチェックの責任者に聞きに行っても、切った長さが足りなかったとしか言ってもらえず…
そこから心が折れた…というかやる気がなくなった…
そこから半年間くらいトレーニングもチェックもボイコット
ここからは、もう本当に恥ずかしいのだが若気の至りだったと思いたい。ほんと恥ずかしい限りではあるのだが、その翌日からトレーニングもテクニカルチェックもボイコットしたのである。
やる気が起きなかったし、チェックの規定にも納得いってなかった。このときの感情を表すなら「怒り」の感情が大きかったのだろう。その間も同期や歳の近いスタイリストからや、チェックを担当していたスタイリストからも、怒られるわけではなかったがトレーニングやチェックを受けるように促されたが聞く耳を持たなかった。
そんなこんなでトレーニングを受けはじめた
そんなこんで半年位サボっていた、トレーニングを受けはじめた切っ掛けは忘れてしまったが。またトレーニングやテクニカルチェックに参加しはじめた。
本当に、その当時の記憶を探ってみたんだが全然覚えていない…
たぶんサロンの同僚やスタイリストからの言葉では無かったと思う。サボっていた時期は夜の時間が空いていたので、高校時代のツレと呑み歩いていたと思う。多分だが、そんな時間に飽きてしまったんだと思う。
ただ、そこからトレーニングの方法を変えたと思う。それまでは、働いていたサロンのマニュアルやスタイリストから教えてもらうことしか勉強、トレーニングしてこなかったが外に目を向けるようになった。カラーリングでは積極的にメーカーのセミナーに参加するようになったし、カットも外部セミナーに参加するようになった。
外のセミナーなどを受けるようになって気分転換になったし、狭い世界での知識やテクニックしか知らなかったんだと気が付いた。
そこからは偉そうにする訳では無いが、知識や技術の取捨選択できるようになったと思う。自分の感覚にあったテクニック、自分が好きなデザインを作るのに適したテクニックを選ぶことができるようになった。
またこれが一番良かったと思える点だが、様々なスタイリストから貰うアドバイスの全部が正解(正確)ではないこと、言っているニュアンスや使っている言葉や表現が違っても同じことを言っていることを、なんとなく理解出来るようになってきた。
次回はスタイリストになる直前の話でも
今回は少し長くなってしまった。
いかがであっただろう?
次回はスタイリスト直前の話でもしようと思う。
次回も購読してもらえると有り難い。