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【シティベスト4】イバラミロカロスオーガポンオンバーンリキキリンミミッキュ【10977文字無料】

割引あり

こんにちは、うしろ(@U4roo)です。本記事の要旨は以下の通りです。

■シティリーグシーズン2にてイバラミロカロスオーガポンオンバーンリキキリンミミッキュを使用し、予選5-1 、トナメ2没ベスト4の成績を残した
■全16,768文字中10,977文字は無料なのでぜひ無料部分だけでも読んでね
■カビゴンを使う側、使われる側両方の経験があるプレイヤーとして、トナメでカビゴンと戦うときの立ち回りを有料部分に書いたよ
■各対面ごとにやることが決まっていて、盤面完成させれば投了をもらいやすいデッキなので練習する時間がとれない人にオススメだよ

以下、
・敬体常体入り混じります。
・採用カード紹介等では正式名称を使いますが、文中ではキモイ(一般的でない)略称を使うことがあります。
・デッキ名称が長いので、今後デッキ名についてはメタを貼って攻撃するという意味で"メタビート"という呼称を使用します。


【①はじめに】

改めまして、本noteをご覧いただきありがとうございます!東京でポケカをしているうしろ(@U4roo)と申します。数年前までは毎月のように交流会や自主大会を主催していましたが、仕事の都合などもあり最近は年に1,2回ほどの開催となり、ポケカをプレイする時間自体もセーブしています。
ジムバ行かない、X(旧Twitter)でもろくにつぶやかない、練習もほぼ大学時代の仲間とだけ、という半ば隠居生活を送っている身です。

たまーに昔のつながりから自主大会に呼ばれることがあって参加することはあります。誘ってくれる方、めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。今後も練習会や自主大会など内容問わずポケカ誘ってください。コントロール、地雷デッキの知見すこしだけ有ります!

11/17(日)にCARDBOXメディアポリス横浜日吉店で開催されたシティーリーグシーズン1にて、予選5-1 、トナメ2没ベスト4となったので備忘の意味を込めてnoteを書くことにしました。

僕の直近の公式大会成績は以下の通りです。

<2024シーズン>
シティS3:ゴンLO 4-1 9位
シティS4:ピジョットコントロール 4-2 圏外
※4-2でオポ落ちって書く人マジでダサいんでやめた方がいいです
CL札幌 :ゴンLO 10-4 10x位

<2025シーズン>
CL東京プレ大会:ゴンLO 7-1 CL東京優先権獲得
CL東京    :ゴンLO 2-3
シティS1   :ユキメノコモルフォン ベスト8
シティS2   :メタビート ベスト4

<過去シーズン>
2021シーズン:JCS 6-3 グレイシアVMAX
2022シーズン:CL京都 6-3 グレイシアVMAX※配信卓2敗
2022シーズン:JCS 6-3 アルセウスギャラドス
2022シーズン:シティ優勝 ハピナスミルタンク

ポケカの才能が無い自覚があるので、基本的にTier1を避けて地雷デッキを握り、「わからん殺し」することを心がけています。

<過去記事>
以下は過去に書いたnoteです!「RTするか/購入するか」の判断材料にしてください!

【京都CL完走】ぶっつけパチラブホ寝坊グレイシア【配信卓2回】

京都CLに向かう新幹線で慌ててホテル予約したらラブホ、前日にパチンコ打って酒飲んでたら寝坊し、受付終了間際で何とか滑りこむ。前日と同じ服を着て髪の毛爆発した状態で配信卓に2回も呼ばれてしまった話です。

【シティS6優勝】~雑魚プレイヤーがいかにして勝つか~ハピナスミルタンク【投げ銭方式】

ポケカ下手で調整時間も多く取れないプレイヤーが結果を残すための考え方について書いた記事です。

【②:デッキ構築】

<採用カード>
特筆すべきカードのみ取り上げます。

■テツノイバラex 4枚
ルール持ちの特性を止めて時間をもらい、適切なアタッカーをベンチで育てるために採用。余裕がありそうならイバラにエネをつけて攻撃しつつベンチを育てる。早々に突破されそうなら壁兼ワザマシナーとして使い捨てる。スタートできなくても逃げエネ1のポケモンしかいないので、かなりの確率でイバラ前でターンを返せる。

■ミロカロスexライン 2-2枚
テラスタル主体のデッキにぶつける。各対面の戦い方でも記載するが、非テラスタルポケモンのデヴォはミストでしか避けられないので、そこだけ常に意識する必要がある。

■オーガポンいしずえのめんex 2枚
特性もちポケモンを完封する。ミロカロスと比べHPが210と低いことから、相手のキャンセルコロンで1回は突破されてしまうことが多い。このポケモンを使うマッチアップでは最低2体、できればポケモン回収サイクロンと釣り竿を駆使して3体押し付けられるようにしたい。

■オンバーンexライン 1-1枚
オンバーン単の盤面が完成すればたねポケモン主体のデッキは詰ませられる。ミストやゲイン込みで2エネを用意すると不意に使われた改ハンや、サイドをすすめてゲインが起動しなくなるなどの負け筋があるので、詰み盤面が作れてもエネをある程度貼り続ける必要がある。

■リキキリンexライン 1-1枚
ライコポンに楽して勝ちたかったのでオンバーンを削って1-1で採用。オンバーンと違いエネを貼る必要も殴る必要も無く進化した時点で耐性を得るため、その時点でほぼ勝ちとなる。チヲハウハネが負け筋になりうるが、詳細は後ほど説明。

■ミミッキュ 1枚
当日ボスを抜いて採用。ドラゴに抗う為の1枚。ミストを貼るとキャンコロ以外で突破されなくなる。オーガポンと組み合わせて詰み盤面を作っていく。このカードを入れたおかげでトナメに上がれた(ミミッキュなしだと予選6戦目負けていた)ので、結果論マジで入れてよかった。

■エネくじ 1枚
ミストを(不確定だが)サーチする為のカードとして採用。初期案ではアクロマの執念を入れていた枠だが、不確実でもペパーから触れるこちらを優先。

■すごいつりざお 1枚
相手のデッキに応じて適切なポケモンを押し付けるコンセプトの為、イバラ以外を再利用したくなる場面は多く必須カード。2枚以上採用したいが枠の都合上1枚。エネも含め複数枚戻したいことが多いのでタンカより優先したい。

■ポケモン回収サイクロン 1枚
このデッキの核となるカード。イバラ以外でスタートした場合に盤面をイバラのみにする、たねポケモン主体のデッキに対してオンバーン単をつくる、ボム等で突破されてしまいそうなポケモンを再利用する、等使い道は様々。1発攻撃を受けたイバラを回収できると攻撃を無効化したうえで最適なexポケモンを3体押し付けることができ、相手にとってサイド効率が最悪になる。ポケカジジィなので当然BWの回収サイクロンを所持しているが、色味が暗く素引きした時に脳汁が出ないのでSV柄を採用。

■ポケモンいれかえ 1枚
主にイバラ以外を逃がすために使う。イバラ以外は全て逃げエネ1だが、イバラを前にしてワザマシンを使いたい都合上、手貼りで逃がすとイバラ前にするだけで番を返さなければいけなくなってしまう。またヒンバス、オンバーンは状況に応じバトル場に出てワザ宣言する必要がある。バトル場をどかす必要がある場面はそれなりにあり、回収サイクロンは大事に使いたい為1枚採用。

■大地の器 1枚
多色構築なので採用。ピン刺しなので時々サイドに落ちるが、中盤以降はアカマツを連打するデッキなので困るのは後1でエネが手札になくてぺパーで探しに行く時ぐらい。

■ワザマシン エヴォリューション 2枚
コンセプト上1進化ポケモンを最速で立てる必要があるのでサイド落ちケアの2枚採用。2枚採用しているので1枚目のエヴォで立てたポケモンが倒されたとしても、竿と2枚目のエヴォを使用することで即復帰ができる。

■ワザマシン エナジーターボ 1枚
イバラで相手が止まっている間に盤面を作りきる為に採用。こちらのポケモンを倒せるアタッカーが攻撃した返しに殴り返せないと負けにつながる為、エネはできるだけプールしておきたい。

■カウンターゲイン 1枚
攻撃技はほとんど複数エネ必要なため1枚採用。3エネワザもアカマツと合わせて即起動できるほか、オンバーンに関してはおんみつひこうを宣言する為の要求をペパーからこのカード+αをサーチすることでほぼ満たすことができる。

■アカマツ 4枚
3エネ必要なポケモンが多く、多色構築の為必須で4枚。3エネワザは全て色無無で宣言できるが、山からサーチするエネに気を使わないと終盤山に基本エネが1種類しか残っていなかったりする。

■タウンデパート 1枚
スタジアムの中で最もこのデッキに合っているので採用。ジャミングや神殿など相手の厄介なスタジアムを割る為に1枚はスタジアムを入れたかった。

■基本エネルギー超闘雷水 2-2-3-3枚
ミロカロスの使用頻度的に基本水は3枚欲しく、闘超はサイド落ちがどうしても許せないので2枚ずつ。ボルトサイクロンは使用頻度が高いが基本雷だけはギリ1枚減らすのを検討できる。ただエネの総数が減るのはよろしくない(1ターン目にサポに頼らず手貼りしたい)ので、基本雷を減らすのであれば増えるのはミストエネになるか。

■ミストエネルギー 2枚
ドロツキの強制気絶やファントムダイブのダメカンを防ぐために採用。無いとツキが無理になり、対ドラゴの勝率が著しく下がる。

<採用検討カード>
■今入ってるイバラ以外のポケモン
入れれば入れるほど対面ごとの勝率が上がる。環境に応じて枠を見つけて増やしたい。

■トリトドン
初期の構築では入っていた。ルギア、サーナイトに抗えるようにはなるが、ルギアはイバラである程度対策できる。サーナイトは入ってても勝たない。他の2進化デッキはトリトドン居なくても勝つ。よって不採用。何よりバトル場に縛られた時のストレスが尋常じゃない。

■ロトムV
序盤の動きを安定させられるが、相手にとって倒しにくいポケモンを押し付けるというコンセプトに合わないうえ、後1ではワザ宣言をしたい場面が多いため先攻1ターン目ぐらいしか使う機会が無い為不採用。

■パルキアVstar
ミロカロスの起動が容易になるほか、メタの効かない有象無象に対して強く出やすくなる。ただポケモンを並べなければ火力が出ない点がコンセプトと不一致のため不採用。

■かがやくゲッコウガ
パルキアと採用することでげっこうしゅりけんを使うことができ、苦手なサーナイトなどに抗うことができる。パルキアを採用しないので不採用。

■夜のタンカ
すごいつりざおの項で説明した通り。枠があれば入れたい。

■ヒーローマント
ボムで無理やり突破を試みる相手に強く出られる他、攻撃回数を増やせるので想定していない(メタが刺さりにくい)デッキに対して勝率を上げられるが、ポケモン回収サイクロンでも似たようなことができる上、「イバラ単にする」「オンバーン単にする」「使わないイバラを回収する」などができるのはサイクロンのみなので不採用。あとヒーローマント貼る時よりサイクロン使った時の方が相手の顔が苦痛に歪む確率が高くて楽しい。

■森の封印石
理想盤面を早期に完成させる為に役立つ。ロトムやパルキアの不採用に伴って不採用。

■カイ
入れるならパルキアやかがゲコとともに。

■ボスの指令
当日まで1枚入れていた。有利対面の勝率を僅かに上げるカード。メタをすりぬけるポケモンを先殴りできれば勝利に近づくが、有利対面はそもそも理想盤面を作れば勝てるのでドラゴ対策のミミッキュに枠を譲った。

■ダブルターボエネルギー
4枚フル採用していた時もあったが、アカマツに寄せた方が強かったので不採用。-20のデメリットがデカく、ミロカロスがドラパルトを2パンできなくなり、オーガポンがドラゴを2パンできなくなり、オンバーンの火力が50になり相手に解決させる時間を与えることになる(単にできていなかった場合)。

■ロストシティ
相手の解決策となるポケモンをロストに送れるが、適切なタイミングで使う為には複数枚採用かサーチカードが必要なため枠の都合上不採用。

■???
もう1回シティに出るなら絶対に入れるカード。
新環境でもメタビートを擦っていく予定なので申し訳ないですが有料部分で!

【③:各対面の立ち回り】

※有利不利は相手の練度によって変化します。
実績欄記載の通り数多くの地雷デッキを使用してきましたが、日本代表クラスの方は地雷デッキに対しても、初見で最適解を見つけて対応してくることが多かったです。(とはいえこのデッキは詰み盤面を完成させてしまえば負けることはないのですが)

※理想盤面について、ほぼすべての対面で序盤はイバラ単と書いてありますが、あくまで理想です。当日のマッチアップで記載の通りイバラスタートしなくてもちゃんと勝てますのでそこはご安心ください。
参考:8戦中非イバラスタート5回、そのうち4回勝利

※理想盤面は竿込みです。なので2枚採用のポケモンが3回出てきたりしています

※立ち回りは簡潔に記していますので、質問がありましたらDM(@U4roo)までお願いします!

■リザードンex 7.5:2.5 有利
理想盤面:イバラ単→ポンポンミミポン
前半はイバラ単として戦う。先1でイバラを前にできなかったとしても、先2でイバラ前にすればリザ、ピジョットの特性は使えないので時間をもらえる。イバラでスタートできた時は1発殴られてからサイクロンで回収してポンポンミミッキュ(竿で回収して)ポンと置くと相手の負担が最も重くなる。とはいえ、イバラ1匹だけにするといきなり種切れで負けかねない(ボム、まけんき、キンコロ)ので、相手が全く動けそうにない場合を除き、イバライバラと置いて1発受けて回収し、イバラポンミミポンが基本の盤面となる。これでも全然余裕をもって勝てる。なおミロカロスも有効と考えるかもしれないが、よほどサイド落ちが悪い場合を除きリザ対面は使わない。かがリザで捲られる。

■タケルタイコex 7:3 有利
理想盤面:イバラ単→キリンorオンバーン
チヲハウハネを複数回起動されてリキキリンを倒されるのが唯一の負け筋となるが、序盤イバラで止めていると山が掘られておらず、闘2エネ要求なのも相まってかなり相手にとって要求が高い。リキキリンが落ちている場合はオンバーン単を作れれば詰みとなる。ミストが無いとチヲハウハネのやけどを受けてしまうが、オンバーンの場合やけどダメージしか通らないので勝率99.98%以上の有利な賭けとなる(ポケモンチェックで13回連続裏が出ないと気絶しない)。両方サイド落ちしていない場合は両方置いて両方進化させる。

■サーナイトex 2:8 不利
理想盤面:イバラ単
イバラ以外のポケモンがほぼ刺さらないのでイバラだけで戦っていくことになるが、純粋なイバラ単デッキと比べたときに不純物が入りまくっていて妨害カードが何もないので尚勝てない。クレッフィ、バタカミがサイド落ちしていることに賭けるのみ。

■レジドラゴVstar 5:5 五分 ※再戦4:6で不利
理想盤面:イバラ単→ポンポンミミポン
いかにキンコロを使わせるか/再利用させないかのゲームになる。できれば序盤はイバラ単と誤認させるように立ち回り、イニシャライズに対してキンコロを1回使わせたい。この場合はミストが無くても勝てる。ミミポンに対して2回キンコロを使われる状況になった場合、ベンチのポケモンがダメカンを載せられないようにミストを貼らないと押し切られて負けてしまう。
早期にミミポンの存在がバレてしまった場合はキンコロを温存されるうえ、レジドラゴVで攻撃する、ミュウVにエネを貼っておくなどの立ち回りをされてしまうので不利。アカマツで最短でエネをつけてキンコロを引かれる前に殴り勝つしかない。

■ルギアVstar 5:5 五分
理想盤面:イバラ単→イバライバラポン
イバラ単で最速で殴れるよう準備し、そのまま殴り勝てれば最良。基本的にクレッフィorバタカミが入っているのでアッセンは防げない。アッセンされた後、相手の盤面とエネの落ち方によってはLOプランも頭に入れること(盤面が特性持ちのみor特性を持たないポケモンにつけるエネが無いetc)。
特性持ちのポケモンが多いので、チラチーノだけ処理できればサイドを取りきるプランにおいてアッセンされても比較的有利に戦える。ちなみにボスが入っているとベンチで準備しているルギアVを能動的に取れるので有利がつく。

■ドラパルトex 7.5:2.5 有利
理想盤面:イバラ単→ミロミロミロ
ミロカロスを複数体立てていく。このマッチアップに関してはヒンバスでスタートした場合はイバラでのエヴォに拘らずかくせいでも積極的に進化していって良い。HP30のヒンバスを盤面に残さない事だけを意識する。ピジョットもしくはキチキギスで殴ってくるが、こちらは2発で倒せるのに対して相手は3発かかる。その上眠りで行動できる確率が1/2なのでかなり有利な戦いとなる。なお、ミロカロスはテラスタルポケモンからワザの効果を受けないが、非テラスタルポケモンからのワザの効果は受けるので、ドロンチ等のデヴォは食らってしまう。ボムや非テラスタルで殴られてミロミロにダメカンを載せられた後、デヴォで一斉に気絶させられてその後再展開できない、というのが唯一の負け筋となるので、ダメカンを散らすプレイングをされた場合は全力でミストを探しに行くか、多少無理してでも回収サイクロンでダメカンを取りぞのいていく。

■サーフゴーex
■カビゴンLO
■テツノイバラex
■ブリジュラスex
■ロストバレット
■古代バレット
■テラパゴスex
■テラパゴスexリザードンex
■ミライドンex
■ソウブレイズex
■トドロクツキex
■ガケガニ
→有料部分で記載しています!

【④当日のマッチアップ】

<予選スイスドロー>

R1:〇ドラパルト 後攻
ヒンバススタート。お相手が致命的な事故。ドロンチ2体を倒して試合終了。ボスでベンチのポケモンを呼ぶことでターンを作ろうとしていたが、入れ替えを持っておりアタッカーを作ってから毎ターン攻撃することができた。

R2:✖カビゴン LO 先攻
イバラスタート。構築上カビゴン相手にサイドをとりきることはほぼ不可能なので、相手のカビゴンスタートを見て絶望。笛ノーヒットに賭けるが終盤3枚ヒット等もありあっけなく敗戦。深く考えずに手札に来たミミッキュで相手のミミッキュを倒そうとしたが、ミストエネがついて破算したので流石に浅すぎた。CLでミストエネ入りカビゴン使ってたのに。

R3:〇ルギア 後攻
イバラスタート。対戦開始前に手札をブチまけてしまいヒンバスがバレる。ヤバすぎ。イバラスタートできていたこともあり押せ押せの展開となったが、デッキにボスが入っていないことからベンチで待機しているルギアVやチラーミィを倒すことができず、キチキギス、チラチーノ、ガチグマに手貼りだけでワザ宣言される。終盤のナンジャモで止まりかけるもトップドローで復帰して勝ち。自分の残りサイド2枚の時点でもうボスアッセンされても問題ないだろうと考えオーガポンで殴る準備を始めたが、どう考えても気が早すぎた。
対戦後、ナンジャモからの復帰が1ターン遅れればワンチャンある手札だったというお話があり、アッセンできない中でも勝ち筋を見出す上手なプレイヤーだった。クレッフィ・バタカミ不採用ということで、採用されていたら普通に負けていたと思う。

R4:〇パゴスリザ 投了 後攻
ヒンバススタート。後1エヴォでミロカロスを2体育てることに成功する最高の展開。この状況におけるお相手のメインアタッカーはピジョットとなるが、1-1ラインのポッポがサイド落ちしており、スピンロトム、スピンロトム、ヨルノズクと殴ってくる。こちらはアカマツでエネルギーをしっかり付けられていたので、1体のミロカロスでサイドを4枚とりきったところで投了をいただく。かがリザを複数回通すプランが対戦中のお相手の頭にはなかったようで、対戦後に気づかれて後悔されていた。この対戦では3体目のアタッカーを準備する余裕があったものの、かがリザを複数回通されて攻撃できなくなることがこの対面の負け筋なので、その動きをされていたらもっと拮抗した試合になっていたはず。

R5:〇ボムリザ 投了 先攻
ヒンバススタート。ヒトカゲが見えたので手貼りでヒンバスを逃がしてイバラ前で番を返す。次のターンからボルトサイクロンでサイドを取り進めつつ、イバラミロカロスオーガポンの盤面を形成。試合終盤、1ターンに2回ヨノワールが爆発すればまだ勝敗がわからない盤面で投了をいただく。

R6:〇イバラ単 投了 後攻
ミミッキュスタート。マリガンなしってなんやねん。リキキリンを入れるためにオンバーンを1-1ラインに減らしてしまったので内心「はぁ」とおもいつつ試合開始。後1:山をみてオンバーンラインが揃っており安堵。ミミッキュスタートということもあり、しばらく時間がもらえるだろうとエヴォでオンバーンを立てる。
先2:ボスボルトサイクロン140で破算。後2:逃がしてミミッキュ前オンバーン手貼り。手札にペパーがあったので、ミミッキュが倒されなければ手貼り+回収サイクロンで詰み盤面完成。ミミッキュがキンコロで倒された場合も手貼りしてそのまま詰み盤面完成。
先3:ロストシティプライムでスーパー大破算。この時点で勝ち筋はなんとかしてロストシティをタウンデパートで破壊(サーチ手段は無いので気合いで引くしかない)するしかなかったのだが、タウンデパートはサイド落ち。気合いでサイド進めてタウンデパートをゲットし貼り替え、ミミッキュを突破された後に竿で回収して再度展開し、キンコロが1枚しか採用されいないことを祈ることのみ。後3:ミミッキュが突破されると種切れで負けになるのでヒンバス置きつつ手貼りで番を返す。
先4:キャッチャー裏で攻撃されず番が帰ってくる。後4:アカマツでヒンバスに加速しつつゴーストアイ宣言。
先5:この時点でお相手の盤面はイバラ1匹のみであり、ベンチにポケモンを置かれなければ70+ミロカロスの160が(ゲイン込みで)宣言でき、逆に種切れ勝ちだったがお相手は「ミロカロスって火力いくつだっけな・・・」の発言の後2体目のイバラをベンチに置く。破算。ブーエナで逃げて番を返される。後5:ミロカロスで160あてて返しに2枚とられると前述のプランをとる前にサイドを取りきられて負けるので、種切れで勝てるタイミング以外でヒンバスを進化させる理由がなくミミッキュでゴーストアイ宣言。
先6:キャッチャー裏キャッチャー表でヒンバス死亡。ミミッキュ単。後6:たねポケモンおけず、ミミッキュ単でゴーストアイ。
先7:お相手ペパー使用。キンコロで負けかあと思っていたらサーチ対象テクノレーダー。キンコロがサイド落ちしている!!!と心の中で狂喜。後7:頭がバグって引いた2体目のヒンバスを置いてしまう(ヒンバスが倒されてサイドからキンコロ拾われたら負けなのでミミッキュ単で戦い続けなければいけない)。完全なプレミ。ただその後ヒンバスは取られることなくゴーストアイを宣言し続け、お相手はブーエナ付きイバラの逃げやボタンでサイドを取られないように立ち回ってくるが、制限時間が少なくなってきたところで投了をいただく。
結果、お相手キンコロ不採用でした。サイドを取りきれる分ミミッキュ以外を出してくれないかなーと思いながら戦っていたそうです。
予選を通じて有利対面で圧勝するか無理対面で負ける試合のどちらかばかりだったので、白熱した試合となったこの試合だけめっちゃ覚えてて長文になりました。

存在しないキンコロの幻影におびえつつも勝ち、予選5位で抜ける。なおトナメにはカビゴンが3人。そこに加えてうしろのイバラバレットでトナメの半分が地雷デッキという魔境となってしまった。

<決勝トーナメント>
注意:以下のカビゴン2連戦についてはどちらの試合も時間切れとなっていますが、2試合を通じて対戦相手・卓付きジャッジからプレイ速度に関する指摘は1度も無かったことを明記しておきます。

1回戦:〇カビゴン 先攻 時間切れサイド差
イバラスタート。お相手のスタートはカビゴンだったので序盤はイバラで戦い、途中からオーガポンに切り替えて戦う方針。ロトムの特性が使えないので、お相手の手札が整わずミミッキュが出てこなければ押し切っての種切れを狙いに行ったが、ボウルタウンを貼られ毎ターンポケモンが出てくる。オーガポンでサイドを進めた返しのターンに1エネしかついていないイバラをキャッチャーで呼び出されたが、その状態でロトムを出され特性を宣言される。番が返ってうしろが1枚引きかけたところで気づき手を止めてジャッジの裁定を確認。引いた3枚が特定できず1枚ペナルティとなる。その後は回収サイクロン、いれかえを2枚とも有効なタイミングで使用し、手札に回収したたねポケモンはハイパーボールでトラッシュしエリカもケアしつつ戦う。お相手の貼ったボウルタウンを毎ターン必ず使用して山を確認しつつ慎重に戦っていたこともあり、サイドを3枚とった時点で時間切れ。ペナルティの1枚込みで勝利条件を満たして勝利。
予選でゴンと戦っており立ち回りのイメージがついていたこと、過去に公式大会でゴンを複数回使用しており、採用カードがほぼすべて把握できていたことで落ち着いてプレイすることができました。

準決勝:✖カビゴン 先攻 時間切れ後LO 取得サイド2
オーガポンスタート。予選で敗北した方との再戦。序盤はオーガポン単で戦い、3枚の笛で唯一呼び出されたヒンバスも回収サイクロンで回収しつつハイパーボールでトラッシュするという理想的な展開で進めていたが、最後の笛でイバラと2枚目のオーガポンがヒット。序盤にサーキュレーターケアでスタートしたオーガポンに闘エネを2枚つけてしまっており、呼び出された2枚目のオーガポンがカビゴンでキャッチされ詰み。笛の運ゲーじゃねーか!とも言いたくなるが、いれかえがサイド落ちしていたとはいえ、闘エネを散らしていればかなりいい勝負ができていたと思うので自身のポケカセンスの無さが原因であるし、今までさんざん僕自身がゴンで笛使っていい思いしてきたので文句は言えない。
試合時間が切れた後に詰んだので投了を宣言したが、トーナメントでも試合時間終了後の投了は認められないらしく、最後は山を引ききって負け。
この際、お相手の山の方が枚数が少なく、1枚引いて番を返す作業を高速で続け、お相手がピジョットVの使用を忘れて逆にLOしてしまう、という勝ち筋が実はあった。後から思い返してその勝ち筋を最後まで追わなかったことを後悔している。

無料部分は以上となります!有料部分では、

・Tier2以下のデッキへの立ち回り
・トナメでゴンと戦うときの考え方
・新環境でもめちゃくちゃやれるメタビートの新レシピ

を記載しています!興味あればぜひご購入ください!
ここまでご覧いただきありがとうございました!

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