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【ただのつぶやき】言いにくいけど大事な話

こんばんは。

あっという間の土日…みなさんはいかが過ごされましたでしょうか?私は、畑で野菜の杖を整えたり、田んぼの草刈りをしたり、子どもとのお出かけしたり…てんこ盛りな土日でした。体が痛い…(^^;)

さて、今回はちょっとキワどい内容かも知れませんが…子供に対する性教育や、子どもに対する愛情に関する内容で、ちょっと思ったところを。

土曜日に、近くのオープンスクールのイベントで、バザーが行われているようでしたので、ちょっと覗いてみようということで、家族で行ってきましたのですが

バザーを回っていると、『いまから誕生学についてのお話があります~、よかったらどうぞ~』という呼び込みの声が。

少し気になったので、主催者の方に、どういった内容なのかをちょっと聞いてみたところ、「赤ちゃんがどのように育ち、生まれてくるのかということについて、親子向けにやさしく語りますよ~」とのこと。

嫁さんと相談し、せっかくだから聞いてみようかということで、親子4人で聞いてきました。

内容としては、まず女の人の体のつくりの大まかな説明があって、その後、受精卵からだんだん赤ちゃんがい大きくなっていく過程を、分かりやすく優しく、説明してもらえました。出産シーンのビデオ(局部は写らないようになってはいましたが)もあったりしました。コウノトリの出番はありませんでした(笑)

(※なお、受精卵の作り方は…今回はカットのようでした(^^;)そのあたりは、公演時間の尺や、オーディエンスの層によって調整するようです。)

また、性教育に関する分野が、日本は諸外国に比べ非常に遅れているとのご指摘があったり…

それでもここ最近になって、やっと風向きが変わってきて、学校教育の中でも少しづつ取り組まれるようになってきた…

そういった事のお話がありました。

(※こう書くと、なんだか堅苦しいような感じですが、実際の講演では、幼稚園児や小学生も一緒に聞きながら、十分理解できるような、平易な感じの講演でした)

また、講演の最後に、こういった事関連の絵本や書籍の紹介があり、実際手に取ってみることができました。ごくごく幼児向けのものから、ガッツリ思春期時期に対応するものまで、いろんなタイプのものがありました。

乳児の発生から成長に焦点をあてたもの、性差や性ごとの成長に焦点をあてたもの、社会の中におけるジェンダーについて考えるもの、多種多様です。

また、同じようなタイトルのものでも、中身は結構違っていて…ほんわりふんわりな内容のものもあれば、結構ストレートな(一人での仕方とか・・・)ものもありました。

もしこのようなものをご検討される場合は、ぜひ実際の本を一度手に取ってから購入されるほうが良いと思います。結構、タイトルと中身のテイストが違うものも多いです(良い悪いではなく、認識の相違を無くすために、ということで)

個々の本の論評は避けますが、もちろん、どれが良いとか悪いとかではなく、その時々の親や子のステージにあったものさえチョイスできれば良いのだと思います。

そのためには、「世の中には、そういった本が、思ったよりもたくさんある」ということを、まずは親が知っておくべきなのでしょう。

実際に使うかどうかは別にして、存在の理解はしたうえで、必要があれば使うという選択肢があると、認識をしておくべきだと思いました。

見本として結構たくさんのものが置いてありましたが、時間があったのでほぼすべてに目を通してきました。いくつか、手元に置いておきたいものもあり、とても参考になりました♪(^^)

ただ一つ、少し注意をしなければいけないのかな…と思うことがありました。

それは、子どもが生まれることに対する説明として

「あなたは、みんなに愛されて生まれてきたんだよ」
「あなたは、みんなに望まれて生まれてきたんだよ」

こういった表現を安易に、大人が子どもに対して使うのは、正直怖さがあるな…と思いました。と言いますか、私はすべきでないと思っています。

もちろん、実際にそうであるご家庭においては、何ら問題ないと思います。そこには何の偽りもないと思います。

私が怖いとと感じるのは…第三者(親戚や、ご近所さんや、先生など)が、子ども側の実情を把握しないまま安易に、そのように子ども伝えてしまう場合です。

我々大人は…すべての家庭が、そのような愛情に満たされた環境にはないということを知っていますよね。

にもかかわらず、愛情に飢えた状況の子に対して、そんな安直な綺麗ごとを伝える…私は、そのこと自体、虐待のようなもであると感じます。だって、その子からすれば…いくら周りが「みんなに愛されている」と言ったところで、それをいくら感じようとしても、感じようがない状況の子どもにとっては…

こんな虚無感を感じさせるダブルスタンダード、私はあってはならないと感じます。

自分(大人。親や、先生、第三者含め)と、子どもの2者間において、踏み込むことができるのは、

私はあなたを愛している(大切に思っている)んだよ」

ここまでなのかと思っています。これ以上は、無責任ではないかと感じるところです。

ここまでダダ―っと書き綴りましたが、皆さんどのように思われるでしょうか?

なお、最後のところが批判っぽくなってしまいましたが、講演はとても良いものでした!

講演を聞きながら、自分の今後の子どもとの付き合い方について、あっと考えさせされることがあった、ということで、記事を書いたところです(^^;)

部分的にでも結構です。ご批判についても、あればお受けします。
何かお感じになられるたことがあれば、ぜひお教えください♪(^^)

・・・おわり

※※※ ここからはお知らせ ※※※

いつもは、子どもにまつわる防災&応急手当に関する記事を、月1(+臨時で不定期)で書いています!どれも、忙しいパパ・ママ向けの、サラッとライトな内容なので、ぜひ一緒に見ていってもらえると嬉しいです(^^)下に、過去の記事をマガジン形式で纏めましたので、ぜひご覧ください!

また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!

※※※ お知らせ終わり ※※※

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