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【ただのつぶやき】「農」を感じる本

こんにちは。

じわじわと、夏の暑さが迫ってきた感じがあります。

私は仕事柄、外での現場が多かったり、兼業農家業で野良仕事をよくするので、おそらくは、同世代の方々よりは暑さに対しての耐性がある方だと思っているのですが・・・

それでもこの時期の暑さは、体の方がまだ慣れていないせいか、単純な気温以上のしんどさを感じます(><)みなさま、ご自愛くださいませ。

さて今日は、「農」に関するコトで、ちょっと思うことがありましたので、そのことを記事にします。

〇ある日の記事・・・

「農」に関して、先日こんな記事を書いた(5/8)ところでした。私の住む土地の方言(博多弁)で、農機具を紹介するという・・・なかなかにエッジの利いた(自分で言うな)記事です。

この記事にて紹介した農機具たちは、私からすれば、幼少期からあたりまえに家にあるものばかりなので・・・私自身は、何の変哲もないものという印象を持っているものばかりです。

でも、そういったものと接点がない方々からすれば、それなりに新鮮に感じていただけたようでして、コメントはじめ色々と反響を頂けて、嬉しく感じたところです(^^)

ぼんやりと、こういった事でも新鮮に感じてもらえる方々が、結構いらっしゃるなら、書いてよかったなぁと思ったところでした。

〇ある日のできごと・・・

さて、そのようなことをひと月前に感じた後での、本日(6/4)の出来事なんですが・・・

家庭菜園の畑で、トマトやナスの枝の誘引を行っていたとき、すぐ隣の畑の方も農作業をしにいらっしゃったので、あれこれ雑談しておりました。

その隣の方は、公立小学校の先生(女性)をしていらっしゃいます。もともとその畑は、その先生のお父様がしていたのですが、北海道に長期出張しなければならなくなったために、娘さんである先生がバトンタッチして、畑の世話をしに、よくいらっしゃっています。

そんな、娘さん先生との会話・・・

パパ「どうですか、畑仕事は慣れましたか?」

先生「いやー、なかなか大変です。でも楽しみながらやってます♪」

パパ「畑に向いてる性格ですね♪嫌いじゃなければ、やってるうちに勝手に覚えますから、大丈夫ですよ~」

先生「でも、こういう作業をしていると、ホント、普段食べている野菜とかのコトを、何も知らなかったんだなぁって感じます。」

パパ「普段していないと、そうですよねぇ~」

先生「そもそも、種とか苗とか以前の、畑の準備のコトとか・・・天候のコトとか・・・病気や虫のコトとか・・・収穫までにどのぐらいの時間がかかるのかとか・・・色々感じます。」

パパ「そういう所に実感が持てるようになると、野菜に対して、ただの『スーパーで買えばいいもの』という見方が変わりますよね~」

先生「野菜ならまだ、プランターでの家庭菜園とかがありますが・・・米になるといよいよ未知のゾーンです。日本人の主食のハズなのに、ほんとなんにも知らない。小学校でも、田植えや稲刈り体験が全くない学校も多いですよ。」

パパ「えー!全くない学校もあるんですね!私は勝手に、絶対あるものだと思っていました・・・」

先生「今は、全くのゼロ、という所も多いですよ。言葉では『知らない』といっても、結構レベルの違いはあると思うんですが・・・今は、ホントに全く『知らない』っていう子が増えている気がします。」

・・・とまぁ、こんな会話がありました。

〇「農」を感じる本を作りたい

実は、以前から漠然と、いつか自分の子ども達に、農作業に関するマニュアルみたいなものを渡してあげたいなぁという構想がありました。

どの時期にどういった事をするか、各作業で気を付けておくべきこととか、天候との付き合い方、これからの販路について、農事や地域にまつわる雑務・・・そういったものを、ある程度体系化したものを纏めたいなぁ、という構想です。

もちろんすべてのことを書ききれるわけでもないですし、マニュアル通りに行かないこともたくさんあるとは思います。それでもそういった、大筋であったり大局を見据えた指南書が、あるのとないのとでは違うと思うのです。

農業高校にでも行ったのち、専業でがっつり、自分でどんどん学んでやるような道に進めばいらないかもしれませんが・・・兼業でちょいちょいやるようなやり方では、そういった指南書の存在も、それなりの価値があると思っていました。

そして、それは自分の能力が許す限り、極力平易な内容で、「農」というものに興味が湧くような、「農」というものに嫌気を差させないような、そういうものを作りたいなぁと思っていました。

そんな思いが、ずーっと頭の中に漠としてあった中での、今回の先生との雑談に、ふと

幼少期から学童期における子ども向けに

農作業って、こんな感じなんだ!
農作業って、こんな事してるんだ!
農作業してる人って、こんな事考えてるんだ!

って、直感的に感じてもらえるような、資料集的な本を作れないかと。

大まかな農作業に関することはもちろん

幼稚園や保育園、小学校(場合によっては親御さん)とかにアンケートとかを取りつつ、「そこが知りたかった!」というものに答えたり

「あの作業には、そんな意味があったのか!」という発見を提供したり

農作業の経験がない先生が、授業を行う上での、一種のライトな参考書となるような

そういったものを、纏めたいなぁって思ったのです。

色々書こうとは思うのですが、基本的には小難しいことは抜きにして、「知る」というよりは「感じる」ことを主眼に書きたいと思っています。

今から大筋の構想を練って、必要な写真やデータを集めつつ、アンケートのようなものを取ったりしながら・・・恐らく、2・3年ぐらいはかかりそうな気がしますが、何とか形にしたいなぁと思った次第です。

今日はそんな制作意欲が、ふつふつと湧いてきました!(><)

「農」を感じる本、作りたいなぁ・・・

・・・おわり


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いつもは、子どもにまつわる防災&応急手当に関する記事を、月1(+臨時で不定期)で書いています!どれも、忙しいパパ・ママ向けの、サラッとライトな内容なので、ぜひ一緒に見ていってもらえると嬉しいです(^^)下に、過去の記事をマガジン形式で纏めましたので、ぜひご覧ください!

また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!

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