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【ただのつぶやき】保育所1日体験研修♪

こんにちは。

もうすっかり寒くなってしまいました。こうなってくると暑さが恋しくなりますね…ほんと、人間って自分勝手ですね!(苦笑)

さて、実は9日の土曜日に、とある保育所に一日体験研修に行ってきました。ですので今回は、この研修に行くに至った経緯と、研修を通して感じたことを書きたいと思います(^^)

〇経験ゼロ保育士 牛尾

まず最初に…経緯を説明する前に、保育士の資格取得方法について、少し説明をさせてください。

保育士の資格取得には2つの方法があります。

①1つは養成学校に通って取得する方法②もう1つは一般受験する方法です。

前者①のものでは、いわゆる保育系の学科がある短大・4年制大学などで学び、卒業と同時に資格を取得するスタイルです。この場合、学科のカリキュラム上、合計40時間以上の現場実習が必須となります。実際には、この40時間はいくつかの期間に分割され、複数の施設(保育所や幼稚園、障がい者施設など)で実習が行われることが多いようですね。

次に後者②のもの(※牛尾はこっち)ですが、これには学歴要件と勤務経験がネックになります。

特に勤務経験については、最終学歴によって、必要になるケースと、ならないケースがあります。

牛尾の場合、最終学歴が4年制大学でしたので、受験に当たって勤務経験が全く必要ないパターンとなっていました。(※現に、今までそういった施設での実習経験・勤務経験はゼロです)

受験するにあたってはハードルが低くなるという側面もあるものの、それは同時に、現場経験がゼロの保育士が誕生するという側面もあります。

私の個人的感情としては…現場経験が全くない人間が保育士資格を外部に名乗るということに、若干の引け目を感じていました。

〇1日体験研修、発見!

職業保育士となられる方であれば、就職後のOJTにてカバーができるのでしょうが…私の場合、転職するわけではないので、そういうわけにもいきません。

なんとか「保育士としての就職を前提としない形で、保育実習(のようなもの)を受けることはできないのだろうか?」と探していました。

そうこう探していると…福岡県と福岡県保育協会が主催されている取り組みとして「保育士1日体験研修」というものを発見しまして、「これだ!」と思い、研修を受けてきました!

(※もちろん、この取り組み自体は、最終的には保育士としての就職を目指される方がメインターゲットです。ただ、問い合わせをして私の事情を説明したところ、それでもOKとのことでした。)

基本的には平日での受け入れが前提のようでしたが、協会の方に「平日は今の仕事があるので…土曜・日曜に開所されているところで受け入れ可能な所を…」と相談すると、土曜OKの所を探して頂けました。ありがたい…!

そんなこんなで、先日の8日(土)に行ってきた…という事になります!

〇私が受けた研修の概要

この日は土曜日という事もあり、児童は少なめだったので、「0~1歳児」「2~3歳児」「4~5歳児」と、部分縦割りの3クラス体制になっていました。

私はメインで「4~5歳児」クラスで実習をさせていただきました。(他のクラスは軽く見学をさせて頂きました)

なお、この園では男性保育士が2名在籍されておられ、私の担当も男性の方(20代後半)の方でした。個人的には、男性保育士の方と直接やり取りすること自体が初めてで、そのこと自体も刺激になりました。

研修の内容としては、園内での遊び、園庭での遊び、着替え、トイレ、給食、午睡、日誌…そういった一通りのことを体験・見学させていただきました。

(個別にいろいろ発見や学びがありましたが…書き出したら軽く数万字ぐらい行きそうなので…今回は割愛します💦)

〇感想(全体的なところ)

こうやって自分の子どもではない子ども達と、ある程度の時間過ごしていると、色んなことを感じられます。一人一人の性格違いや、得意なこと・苦手なこと、発達段階の違い、一人の時の表情・友達との表情・先生との表情の違い…見るものすべてが私の学びになりました。

もちろん、自分の子どもを見ている時にも当然感じていますが…自分の子どもではないよその子は、また違ったものを多く感じさせてくれました。

こういったことは、もちろん試験を受ける際に学科としては勉強したことではあります。そのうえで、実習の場でそれを再確認できたことは、非常に大きな学びでした。

また、保育士側としては、活発な子ども達と関わるだけでなく、一人遊びや平行遊びをしている子ども達ともうまく関わっていくことが必要になりますが、なかなかここも大変だなぁ…と感じました。

さらに、子ども達の安全管理という観点が加わってきます。園外での遊び以外にも、園内でも様々な危険が存在します。通常の活動以外にも、突発的なケンカなども発生します。かといってそれのみにかかりっきりにはなれない…様々なジレンマが存在します。

人数の少ない土曜日でさえこれなので、平日の大変さはいかばかりか…と思うと、本当に職業保育士の方々には頭が下がります(><)

〇感想(職員間で感じたところ)

また、職員間の横連携についても、いいな!と思う事がありました。

私が研修させていただいた保育所は、非常に横の連携が強い印象を受けました!(とはいえ、私が知らないだけで、こういう保育所がほとんどなのかもしれませんが)クラス間の先生同士以外にも、給食の先生、事務所と、お互いに緊密に連絡を取り合っておられました。

そして何より、その雰囲気というのが非常に明るく、優しい感じで行われていたのが印象的で、すごくいいな!と思いました。

子ども達は、大人が思っているよりもずっと、大人の言動をよく見ています。それは、言葉だけでなく、態度や雰囲気というものまで、しっかり見て感じています。

いかに子ども達に「乱暴な言葉遣いはダメだよ!」なんて言っても、その保育士が大人同士で真逆の態度を取っていたら…説得力が無いですよね。

昔、自分の子どもの幼稚園選びの際、いくつかの園を回っているとき…やはり「職員間の雰囲気がいい園/悪い園というのは、あるんだなぁ…」と思ったものです。こういう空気感は、やはり子ども達に伝わると思います。

もちろん、職員同士でちゃんと伝えあわなければならない事項も沢山あるとは思います。時には厳しい言葉も必要なのかと思います。そういった場合は、やはり場を整えて(子ども達から少し離れたり、別室で、など)から行うのが大事だな…と感じました。

(※これは、保育所に限らず…ですね!)

〇感想(というか、いいお話し)

もう一つ、研修後に先生方と雑談している時に、素敵な話を聞くことができました。それが、先に書きました、この保育所で働かれているもう一人の男性保育士さんのお話しです。(※この日、その方はお休みでしたが)

その方は60歳まで、まったく保育とは全く無関係のお仕事をされていた方のようなのですが…定年後、保育に携わりたいとのことで、一念発起して保育士の資格を取られたという方でした!

今現在は70歳となられていますが、週に2日×8時間、現役バリバリで働かれているとのことです。

ちなみに、子ども達からは「おじいちゃん先生」と呼ばれているようです。うーん、ほほえましい!(笑)

「やりたいことに年齢は関係ない!」という言葉はありますし、口で言うだけは簡単です。でも、この方はそれを見事に体現してらっしゃる…

ただただ頭が下がります。ただただ敬意が湧きあがります(><)

私は、事あるごとに「人生は夢だらけ」と叫んでいますが…まさに、ですね!

もちろん、体力的な衰えはあるかと思います。(※最初は週5だったのですが、ここ最近はさすがにきついので、週2にされたようですね(^^;))

でも、そこをうまくカバーできる仕組みや体勢さえあればよいのです。逆に、若手職員にはない見識だって持っておられるのですから。

職員だって、一人一人が完璧ではないんです。お互いに、得手不得手を補い合って頑張ればよいのだと、それを強く感じることができました。

年齢にかかわらずにチャレンジする姿勢も、そういった方を採用できる保育所の体制にも…いろいろと学ばせていただきました。

この話を聞いて…あぁ、素敵なお話を聞けたなぁと心底思いました。この話だけでも、この日1日分の価値があったと言っても過言ではありません。

・・・

こんな感じで、1日体験研修を受けてきました。

感想としては、「申し込んで良かった!」です!

やはり、肌で体験することは大事です。たったの1日ですが、有るのとないのは雲泥の差だと感じました。

なお、この体験研修は複数回申し込むのもアリのようですので…今後も可能な限り、複数の園の研修に参加させていただいて、実際の保育の現場を、ちゃんと肌で感じたいと思っています。

いやはや、有意義な1日でございました♪

・・・おわり

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また、私の日々思っていることや、好きなことなど、私がどんなやつなのか、どんな考えをもっているやつなのかが分かりやすい記事については、下の【ただのつぶやき】シリーズが、わかりやすいかもしれません。少しでも「パパ防災士:牛尾崇彦」個人に興味を持たれた方は、覗いていただけると嬉しいです!

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