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個人投資家の強みを活かす2
今回はあえてタイトルから兼業の二文字を抜きました。
さて、機関投資家は儲かりそうならすべてに投資できるわけではありません。運用規程が定められていると思った方がいいでしょう。
代表的なものとしては、市場東証一部に限る、赤字不可、無配不可、利益剰余金マイナス不可、流動性、時価総額基準といったところです。
投信を含めた運用側からすると数十億から数千億の資金を運用しなければなりませんので、流動性が低く、時価総額の低い銘柄はたとえ有望であっても投資が大変しにくいです。(これをタイミングコスト、スプレッドコスト、マーケットインパクトコスト、機会コストと学術的に呼びます)
逆に言うと、時価総額が低く、一度にまとまった注文が執行できない銘柄は個人投資家どうしの戦いの場となります。
機関投資家が狙っている株は即座に決算が分析されますが、個人投資家の決算分析能力は劣りますので、中身まで吟味せずに売買がされることが多いです。したがって少しの努力で小型株市場では不勉強な個人を出し抜いて儲けることができます。これが資金が少ない間は勝ちやすく、ある程度運用額が多くなると勝ちにくくなる要因です。
運用を始めたばかりで資金額の少ないあなたは悲観することはありません。一番勝率の高く美味しい場所で資金運用できるんです。
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