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高校家庭科授業で「資産形成」が導入されることの意味とは?

2022年から学校教育で資産形成の授業が導入される予定です。結論からいうと現在の確定給付型年金は制度破綻してるから徐々に縮小するよ。そのかわり確定拠出型年金(401k)を拡大するから自分でちゃんとやってね。ということです。

少し前に「年金2000万円問題」がありました。主旨は老後年金だけでの収入では死ぬまでに2000万円不足することになるから若いうちから資産形成に励んでね。コツコツやれば税制でも有利になるし2000万円なんて年数かければ余裕で作れるから心配ないよ、ということが言いたかったのに一部の声の大きい方々が論点をずらして騒いだためにレポート自体が無かったことにされました。

しかし政府は諦めていませんでした。というより今の年金制度は無理があるのです。現在の年金は、簡単に説明すると、私が払っている毎月の掛け金は、今、年金を貰っている人にそのまま支給されています。何故か写真が貼れなかったので割愛しますが、現在の日本は人口ピラミッドが逆三角形になっており、時と共にその流れは加速していきます。従って年金受給者>年金支払い者がさらに大きくなり制度破綻が目に見えています。おそらく30〜50年くらいの計画で確定給付型年金↓確定拠出型年金↑に段階的に割合を変化させ確定拠出型年金のみにするようにするのだと思います。

一億人が毎月1万円を401kやidecoで運用すると年間12兆円のお金が市場に流れます。半分が日本株で運用されたとして6兆円です。日銀ETFは40兆円ありますが国民に401kが根付けば日銀ETFの出口戦略も容易にできると考えています。私はここまで考えたうえでの学校教育への導入と推測しています。

日本の個人金融資産1900兆円を狙って大きな胎動が見えます。しっかりと金融リテラシーを身につけましょう。




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うしを
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