宇都宮の大谷石文化
大谷石(おおやいし)は宇都宮市大谷町付近一帯で採掘される緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)。
柔らかくて軽く加工しやすい石。
古くは縄文時代から住居として洞穴を利用。
本格的に採掘が始まったのは江戸時代。
大谷石採掘の歴史を伝える大谷資料館。
江戸時代中期~昭和34年頃まで続いた採掘方法、採掘道具、運搬用具などの資料を展示
地下採掘場跡地は必見。
深さ30メートル、広さ20,000㎡の大空間。
コンサート、映画、ドラマの撮影等のロケ地としても使用。
圧巻の地下巨大建造物といった感じの資料館でした。
大谷石採掘場跡地の岩壁に掘られた平和観音。
高さ約27メートル‼️
戦没者の慰霊や世界平和の願いをこめて、全て手掘り。
宇都宮市内には大谷石を使用した複数の建造物があります。
旧篠原家住宅。
見学可能。館内をとてもていねいに説明してもらえました。
近代ロマネスク様式が特徴のカトリック松が峰教会。
ちょっと海外の雰囲気がする教会。
建物の大部分で大谷石が使われてます。
「大谷石文化」は、2018年 日本遺産になってます。