ソウルの街の中にある朝鮮王陵
2009年に世界文化遺産に登録された朝鮮王陵。
朝鮮王朝の歴代王が眠る王墓群のうち、韓国側に点在してる18地域、40基が世界遺産として登録されています。
15世紀から20世紀に造られた王墓。どれも丘を背に南向きに造営。
朝鮮王朝時代の先祖崇拝儀式や古墳造りの歴史を伝える世界遺産。
40基のうち宣陵(ソンルン)と靖陵(ジョンヌン)の2基が、ソウル中心に近い江南(カンナム)にあります。
宣陵は第9代王・成宣(ソンジョン)と王后のお墓。1495年造成。
王と王后のお墓が同じ敷地内の別の丘に作られています。同源異岡(トンウォンイガン)というそうです。
靖陵はその息子である第11代王・中宗(チュンジョン)のお墓。
齋室(チェシル)は、法事の準備や、王や王妃が休憩するため使用された場所
宣陵・靖陵は早朝から入場可能なので、早起きしていってきました。
朝の空気が清々しい中、ゆっくりまわって1時間くらいの気持ち良い散策コース。
観光客は少なめ。
むしろ地元の人が気持ち良さそうに散歩やらジョギング。
まわりをオフィスビルやホテルに囲まれた、街中にあるオアシスみたいな世界遺産。
地下鉄宣陵駅から5分程の便利な場所。都会の真ん中で、ここだけ静けさを保っていました。
ゆっくり散歩しながら、韓国の歴史に触れてみるのも悪くありません。
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