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世界遺産 ヴェネチアとその潟 ー 水の都は水浸し その2
前日にクルーズで出発するはずが、 アクアアルタ(異常潮位現象)のせいで出航出来ず 急遽 もう一日ヴェネチア滞在に。
船で 一日中 落ち込んでいてもしょうがないので、写真で見て 行ってみたかったブラーノ島へ。
ヴァポレット(水上バス)を乗り継いで 到着したブラーノ島は フォトジェニックな可愛い街。
このカラフルな色使い おとぎ話の家みたいです。
路地の自転車まで 家の壁とコーディネートされていてお洒落
番地表示看板もキュート
ここは 昔 漁師さんたちが 早朝に漁から帰って来て 濃霧でも自分の家を直ぐに見つけられるように 色々なカラーを塗ったことがはじまり。 それが こんな可愛い風景の誕生に。
お昼前には 既に 水が上がってきて 歩道との境が 無くなってきました
休憩がてら入ったお土産屋さん。可愛いディスプレイ。
水かさが増し 家に水が入ってくると、このホースで水を外へ。
ブラーノ島の後 ムラーノ島へ。こちらはベネチアングラスで有名な島。
ガラス製作を見られれば 良かったのですが、さらに水かさがまして 地元の人が これ以上奥には行かないようにと忠告。
ヴァポレット乗場に戻ったら、既に けっこう 笑えない状態。 予定繰り上げて 本島へ戻ることに。 乗船したら 波が窓の高さまで ザブーン ! ひゃー! ! 転覆しそう ! ! !
ムラーノ島からヴァポレットで本島のはずれの乗り場になんとか到着。
これ以上はもう進めないと、全員 強制的に降ろされました。いったいどこなんだー! ! と戸惑いながら 知らない者同士が列になって歩く。 水かさは膝まであがってました。
途中 運河にかかる橋の上で何度か休憩取りつつ 水がどんどんあがってくる道を ひたすら1時間以上歩いていました。
日本だと 多分 ニュースで 危ないですから 外へ出ないでくださーい というレベル。
観光客が多いこの街は アクアアルタでも けっこう人が外にいました。 みんな 慣れているのかなあ。。。
アクアアルタという言葉は知っていたけど、まさか 自分が ドンピシャでその体験をすることになるとは思いませんでした。
アクアアルタで 出航が遅れたり バタバタしたけど、結果 ブラーノ島へ行けました。 絵本のような街を見る事が出来嬉しかったです。
ヴェネチアとその潟 : 世界遺産。7つある文化遺産の基準全て満たしている遺産。 [アドリア海の女王]と称されている。