平泉の無量光院(むりょうこういん)跡
中尊寺や毛越(もうつう)寺とともに、平泉の世界遺産「無量光院跡」。
「跡」というだけあって、めぼしいものがほとんどなく、礎石とか池跡くらい。
この状態から当時の繁栄を想像するのは難しいですよね。
跡地にあった写真。
池中の中島には壮大な翼廊付きの阿弥陀堂。
ちょっとどこかに似てませんか?
無量光院は、奥州藤原氏三代目秀衡(ひでひら)が建立。
京都の宇治平等院鳳凰堂がモデルでした。
無量光院は仮想の極楽浄土。
鳳凰堂同様ご本尊は、阿弥陀如来像。
お彼岸の頃 無量光院の正面に立つと、金鶏山(きんけいざん)の背後で後光のように夕陽が沈みます。
その夕陽の中に阿弥陀如来が浮かびあがる極楽浄土の世界。
無量光院には、藤原秀衡の極楽往生に対する強い想いが表されていました。
平泉の世界遺産をまわるのは、平泉巡回バス「るんるん」のone day passport が便利でした。
無量光院前にも停車します。
降りたのは私一人でしたけど😂
なかなかここが世界遺産とは、想像しづらいのかもしれないですね😅
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