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ハノイの歴史を語る世界遺産 タンロン遺跡

ハノイへ行ったら 多くの人が一番に訪れたい世界遺産はハロン湾だと思います。 私も ハノイへ行った一番の目的はハロン湾クルーズだったから。

でも、何故かハロン湾ほどポピュラーではありませんが、ハノイ市街にも世界遺産はあります。

2010年に 世界文化遺産登録された 「タンロン遺跡」。

1010年にベトナム王朝が都を置いてから 19世紀にグエン朝がフエに遷都するまでの約800年 タンロンはベトナム歴代王朝の王城として栄えました。

タンロンという名はハノイの旧名。 各時代の王城跡が重層的に残っていることが高く評価されています。 各王朝の建物は木造だったため、残念ながら建物は残っていません。

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タンロンは昇龍の意味

2004年には発掘現場から 阿倍仲麻呂が赴任していた「安南都護府」と思われる遺跡が見つかり 日本でも大きな話題に。

タンロン遺跡からは 北の中国文化と南の古代チャンパ王国文化が融合し、独特の東南アジア文化が形成された跡が見られます。発掘は現在も続けられています。

タンロン遺跡は個人でも 比較的簡単に行けますが、敷地も広いので 出来れば現地ガイドさんの説明を受けながらの見学がお勧め。私はボランティアの大学生ガイドさんに案内してもらいました。


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