
世界遺産を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」がイコモスの登録勧告を受けました🎉
5月26日 ユネスコの諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界遺産に登録するよう勧告しました。
やりましたねー😃
地元の方々、関係者の方々おめでとうございます🎉✨😆✨🎊
道産子の世界遺産好きおばさんとしては、とっても嬉しい限り🤗
思えば なかなか長い道のりだったのではないでしょうか?
この遺産が、将来的に世界遺産を目指す日本の暫定リスト入りしたのが2009年のこと。
2013年から地元自治体は推薦書等を提出し続けるも、文化審議会で5回落選。6回目の挑戦で遂に、2020年の推薦候補に。
しかし、ユネスコが一国一候補としたため、自然遺産の「奄美・沖縄」が2020年推薦候補に。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は2021年枠へ。
そして、コロナの影響で、2020年の世界遺産委員会が中止。
日本の2件の世界遺産候補は、どちらも2021年7月に登録の見通しになりました🙂
暫定リストに入ってから、これだけ長い時間かかってくると、きっとくじけそうになったこともあるかもしれません。
あきらめず挑戦し続けた方々の努力に拍手👏
厳しい自然環境の変化に適応しながら繁栄した縄文文化。
狩猟、採集、漁労をしながら定住し、協調的な社会を作り継続。
縄文文化は 一万年以上も続いた世界に類を見ない、日本特有の文化。
有名なお城とか、教会とか、お寺とか、神社とか、そういう遺産と比べると、縄文遺跡はちょっと地味かもしれない。
残っているものが、すごく価値があると言われてもピンとこないかもしれない。
でも、だからこそ この機会に縄文遺跡に触れ、はるか昔の私たちの祖先がどんな生活をしていたか、考えて見るのもいいかもしれないですね。
自分も、北海道の縄文遺跡群をいくつか見たのみ。
また 旅が出来るようになったら、東北の縄文遺跡群もぜひ行ってみたいです。