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かつて海洋王国の玄関だったグリニッジ
ロンドン近郊のグリニッジ。
町の名前はグリニッジ標準時間やグリニッジ子午線として、世界中で有名。
グリニッジの意味は「緑の村」。
もともとは、王宮のある一つの場所に過ぎなかったグリニッジ。
15世紀半ば、大航海時代に入り、海洋都市として大きく発展をします。
テムズ川は水上交通の要所であり、ロンドンを守る重要な場所。
大型の船をつくるドッグ(船の製造や修復をする場所)がたくさんあり、多くの船が海外に出ていきました。
英国は大航海時代に、世界各地に植民地を広げ、貿易で巨万の富を得て世界をリードすることに。
グリニッジは、海洋国家イギリスの重要な拠点になりました。
航海の安全のために、正確に緯度と経度を測る事が必用になると、1675年グリニッジの丘に王立天文台が建てられます。
第二次世界大戦の被害と、ロンドンの発展で天体観測がしづらくなったことなどが理由で、1958年、王立天文台はサセックスへ移転。
グリニッジの旧王立天文台は博物館に。
経度ゼロの子午線。東半球と西半球。やっぱり、またいで写真とりたくなります(^o^)
博物館の脇にある24時間時計。
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グリニッジは、かつて7つの海を支配した大英帝国の栄光を今に語り継ぐ場所。
海洋都市グリニッジは、1997年に世界遺産に登録されています。