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北海道唯一の国宝だけど、世界遺産にはならないカックウ

正式な名前は、中空土偶(ちゅうくうどぐう)。通称カックウ。

1975年 函館市南茅部(かやべ)町で農作業をしていた住民が発見。

2007年 北海道唯一の国宝に指定された中空土偶。

2021年7月に世界遺産登録が濃厚な「北海道・北東北の縄文遺跡群」

そのなかの 大船遺跡と垣ノ島遺跡の2つは函館。

でも付近で発見され、北海道唯一の国宝の中空土偶は世界遺産にはなりません。

何故?

きっとご存知のかたも多いと思いますが、答えは「不動産」ではないから。

不動産と聞くとなんとなく 家とか 城とか 寺とか 教会とか そんな建物を考えがち。

不動産 → 動かせないもの

例えば 建物ではなくても 奈良東大寺の大仏様は世界遺産の構成資産。

確かに大きすぎて動かせませんよね😊

小さいから価値がないとかそんなことは全然ありません。

ただ 世界遺産の定義が「有形の不動産」というだけのこと。

中空土偶は、函館市縄文文化交流センターで見ることが出来ます。

写真撮影は禁止。

写真がないので、タイトルの絵はしょうがないので、自分で描いてみました😄

絵心全くありません😹

もはや3才児レベル。すみません🙏

本物は、顔も形もほぼ完璧に残っていて素晴らしいものです。

遺跡跡を見に行ったら、ぜひ中空土偶にも会いに行ってほしいです。

よく見ると なかなか愛嬌ある顔立ちのカックウ君ですよ🤗💕



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