メンフィスとその墓地遺跡には、ギザの三大ピラミッド以外の遺跡も沢山
古代エジプト王朝統一後の初めての首都になったメンフィス。メンフィス周辺には、30基以上のピラミッドが存在。ピラミッド建造はファラオの命から始まりました。
初期は日干しレンガを積み上げた台形状。階段ピラミッドや屈折ピラミッドを経て、真正ピラミッドへ。知名度では ギザの三大ピラミッドに及びませんが、他のピラミッドも見る価値あります‼️
階段ピラミッド
サッカラにある 紀元前2650年頃に建造されたジュセル王のピラミッドは、最古のピラミッドと言われています。ピラミッドの近くに 葬祭殿や王宮なども同時に建造。全てを合わせてピラミッド複合体と呼びます。
修復された神殿。
通路にびっしり並んだ神殿内部の列柱。
神殿を抜けると 階段ピラミッドが現れます。ジュセル王が重臣イムホテプに命じ建造。段数は六段。階段は王の魂を天に導くためと言われてます。
ウナス王のピラミッド
こちらもサッカラにあるピラミッド。紀元前2360年頃建設。
ピラミッドは崩れてますが、地下の保存状態が良好。
ウナス王のピラミッドの地下の見学が出来ました\(^-^)/
薄暗い地下道。ちょっと冒険気分(^^)
ピラミッドテキスト。呪文のようなものが書いていたらしいです。本当は部屋中天井まで壁一面びっしりのヒエログリフが美しくて見事‼️ でも、写真撮影は下手でした(;>_<;)m
古代の都メンフィスにおいて、サッカラは死者の街だったため ピラミッドやマスタバは他にも沢山あるそうです。
屈折ピラミッド
ダッハシュールにあるクフ王の父親スネフェル王が建造。紀元前2600年頃建設。
下部の傾斜が57度 上部が43度。建設途中で 重すぎてピラミッド自体にヒビが。ピラミッドが倒壊しないように、全体を軽くするために変更したという説が有力。
赤のピラミッド
こちらのピラミッドもダッハシュールにあり、スネフェル王が建造。紀元前2600年頃建設。
名前の由来は 石材の色が赤いため。現存する最古の真正ピラミッド。
スネフェル王は メイドゥームのピラミッドも建造。
サッカラもダッハシュールも、ギザの三大ピラミッドと比べると、不便な場所にあるせいか、知名度のせいか、 観光客は本当に少ない。
物売り等に煩わせられることもなくじっくりピラミッド堪能(^∇^) 実際に訪れてみると、どれもすごい遺跡で 見逃してしまうのは勿体無いと感じました。
メンフィスとその墓地遺跡 ー ギザからダッハシュールまでのピラミッド地帯は、1979年 世界遺産に登録されました。
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