「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が、再挑戦で登録勧告されました(^-^)
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が「IUCN(国際自然保護連合)」によって、世界自然遺産への登録勧告を受けました👏
IUCN は、自然遺産に対して技術的な評価・調査を行い、自然遺産の登録について助言を行っています。
IUCN はユネスコの世界遺産委員会に対して、公式な諮問(しもん)機関の役割を担ってます
勧告は、以下の4つに分類。
1. 登録。
2. 情報照会。提案国に対して再度追加情報を要求。これは、その後の世界遺産委員会でさらに審議するためのもの。
3. 登録延期。提案国に対して推薦書を要求。それに基づき諮問機関が改めて調査して評価を行うためのもの。
4. 不登録。
諮問機関の勧告が、3の登録延期や4の不登録になると、ユネスコの世界遺産委員会での審議も、同じ結果になる可能性が高くなります。
そのため、3や4の勧告受けた物件の当該国は、その年の登録推薦書を引き上げる事が多くなります。
特に、4の不登録の場合がこのケースに当てはまり、当該国はほとんど引き上げることに。
「奄美・沖縄」は、2018年に、登録延期の勧告を受け一旦推薦書を取り下げます。
対策をより強固にし、再度挑戦。
そして、今回は見事に登録勧告。
登録勧告を受けたので、よほどの事がない限り、今年7月のユネスコの世界遺産委員会で、世界遺産に登録されることは、まず間違いないのではと思われます🎊
一度は登録延期の勧告。
そこから諦めずに頑張ってきて、勝ち取った登録勧告🎉
地元の方々、関係者の方々の喜びはとても大きいのではないでしょうか。
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は、奄美大島と徳之島のみに生息する、特別天然記念物アマミノクロウサギをはじめとする、希少な動植物が多く生息する「生物多様性」が最大の特徴。
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は、7月で世界遺産登録が決まれば、屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島についで、日本で5つめの世界自然遺産になります。
世界遺産登録されれば、きっと観光客が増えてにぎやかになるかもしれません。
希少な動植物や自然環境にダメージを与える事がないように、みんなでそこの自然を、永く大切にするよう努めていきたいですね
生物多様性
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