古代エジプト「クフ王の船」のお引っ越し
1954年クフ王のピラミッドの近く南側の地下溝で、発見された太陽の船。
発見された場所に「太陽の船博物館」を建設。
太陽の船博物館の1階にある、バラバラに崩れた木造の太陽の船のピースが発見された巨大な穴。
1224もの木造の部品。
部品を14年かけて、修復・再現された太陽の船。
太陽の船博物館の2階にありました。
クフ王が天界を航海するために作られたという説がある太陽の船。
木片を繋いでいたオリジナルのロープ。
このクフ王の太陽の船が、この度 首都カイロ近郊の建設中の「大エジプト博物館」へお引っ越し。
「太陽の船博物館」では、あまり展示状態がよくなかったことも理由の一つということ。
確かに、これほど貴重なものを展示しているわりには、簡素な造りの太陽の船博物館
鍵を持った管理人みたいな人が、オープン時間になってもやって来なくて、しばらく待たされた緩い感じの場所でした。
専用の台車に乗せて崩れないように細心の注意をはらい、2.5キロ先の新博物館へ移動。
作業には48時間もかかったそうです。
今回移動されたのは「第一の太陽の船」。
1987年に発見された「第二の太陽の船」も修復後、新博物館で展示予定ということです。
「大エジプト博物館」がオープンしたら、ツタンカーメンの黄金マスクとともに、エジプト政府が目玉にしたい「クフ王の太陽の船」。
クフ王のピラミッド近くの発掘した場所で、見られたことにけっこう感動したんだけどなあ。。。
でも、たくさんの人に見てもらうには新博物館のほうがいいのかも。
天界のクフ王が自分の船を勝手に移動され、あわててたりして😜