POLのエンジニアのリモートワークについて
はじめましてこんにちは!7月から株式会社POLでエンジニアをしている牛木と申します。まだ入社して間もないですが、チームのメンバーに良くしていただきながらひとまず走り始められています。
POLとリモートワークと私
さて、私は新潟在住で初出勤日からフルリモートで勤務しており、入社してから一ヶ月が経ちましたが未だにオフィスに行ったことがありません。POLでは他にも様々なメンバーが全国各地からフルリモートで勤務していますし、オフィス通勤圏内のメンバーもほとんどの方がリモートで勤務しています。
今回はそんなリモートワーク主体のPOLのエンジニアの業務がどんなツールとやり方で進められているか、簡単にご紹介します。
ミーティング
POLのエンジニアの一日は朝会(スクラム開発を採用しており、いわゆるスタンドアップミーティング)から始まり、夕会で終わります。また、週次でのチームのリファインメント・振り返り・プランニングや、プロダクト部としての定例会・勉強会、個人の1 on 1など、大小様々な単位でミーティングが行われています。
これらは集まる人数の規模に応じてGoogle MeetやZoomが使われています。チーム単位や個人単位の小規模なものはGoogle Meet。部単位や組織全体の大規模なものはZoomといった感じです。
朝会を含めてミーティングにはアイスブレイクが組み込まれていることが多く、雑談的な話から始まってリラックスした状態でコミュニケーションが行われています。
スケジュール・チケット
前項で触れたミーティングなどを含め、スケジュール管理はGoogle Calendarで行われています。スケジュールの詳細を見て対象のGoogle MeetやZoomに参加します。
チケット管理はJIRAで行われています。朝会ではカンバン機能を利用してスプリントの進捗を共有しています。
開発
開発はチケット単位の粒度でGitのブランチを切り、コミットをGitHubのプルリクエストでチームメンバーにレビューしてもらいながらカタチにしてリリースブランチにマージします。
開発時の報告・連絡・相談はSlackで行われています。チーム毎や扱うテーマに応じて様々なチャンネルが用意されており、特別な場合を除いて個人間の連絡でもほとんどDMを使わずにチャンネル内でオープンに会話が飛び交います。
また、Discordを利用した音声チャットも行われており、ちょっとした質問や相談を行います。Slackでメンションを送ってからDiscordへ行くこともありますし、直接Discordで声をかけて(メンバーがマイクオフの状態でなんらかのチャンネルに入っている)会話が始まることもあります。配信機能を利用してのモブプロやエラーのモニタリングなども行われています。
ドキュメント
ドキュメントはGoogle DriveとConfluenceで管理されています。スライドやスプレッドシートはGoogle Drive、議事録や技術資料などはConfluenceといった感じでまとまっています。また画面デザインの共有などでFigmaも使われています。
夕会で「一日ひとつだけ強くなるシート」というスプレッドシートへの記入や、チームの振り返りでFigmaを利用した「Win / Learn / Try」の共有、全社会議でのチームのスライド作成など、メンバーが集まってワイワイと共同作業するといったことも行われています。
まとめ
入社して一ヶ月経ってみて、リモートという環境下でもDiscordの活用や共同作業に見られるように、チームが機能できるように工夫されていると感じることが多く、やりやすい状態で仕事を進められています。
書籍「Clean Agile」で著者のRobert C. Martin氏はご自身の体験を踏まえつつ『チームが同じ場所で働くこと』を推していますが、ソフトウェアやその設計・開発手法が進化してきたように、地方にいながら魅力的な仕事に参加できる現代において、ツールやチームの工夫によって、同じ場所で働くことのレベルまで近づけられるようにリモートワークも進化していけたらと思います。
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