2人目 恋愛童貞、◯◯を知る。
前回(初回)の記事、思ってたよりも反響が大きくてビックリしてます。
読んでいただき、ありがとうございます!
この調子で、記事を書いていければと思うので、引き続きよろしくお願いします。
◆2人目 オシャレで可愛い女の子
自分と同じ趣味。顔も可愛くて、しかも話しのノリも合う。
話しを聞いてみると、両親が離婚してから、妹の面倒を見ていたような優しい女の子。これは会うしかない、ということで話しを進めて、トントン拍子にデートをすることに。
◆1回目のデート
「リトル・マーメイドの映画が見たい!」ということで、1回目は映画デート。せっかくだからということで、事前に水槽があるレストランを予約しました。
期待に胸を膨らませて、会ってみると…。
なぜだか、彼女は不機嫌。
LINEではあんなに楽しそうに話してたのに…。
露骨につまらなそうにするし、食事中にはスマホを見る始末。
(あれ? 俺、何かまずいことしたかな…?)
その場の空気に耐えられずに、原因を聞いてみると…。
なんと原因は、僕のファッション!
夏ということもあり、短パンとサンダルで行ったのがダメだったらしいのです。
1回目のデートに短パンとサンダルで参加するのがダメだなんて知らなかった。というか、そもそも女の子とのデート経験が壊滅的に少ないから、ファッションにまで気が回っていなかった…。
(あーぁ、せっかく可愛い子と知り合えて、デートまでできたのに、こんなことで嫌われて終わるのか…)
そんなことを思っていた僕に、彼女がこう提案してきました。
「次のデートは、服買いに行かない?」
◆2回目のデート
というわけで、2回目のデートは服を買うために、豊洲のららぽーとに行きました。
事前にその日着ていく服の写真を送っていたので、彼女の機嫌も良く、楽しく買い物&食事をしました。
次のデートは、「何か夏っぽいことがしたい」ということになり、八景島シーパラダイスに行くことになりました。
◆3回目のデート
朝から水族館。その後遊園地へ。
順調なデート。
でも内心僕はドキドキしていました。というのも、3回目のデートで告白するのが良いと、よく聞いていたから。
帰り道。浜辺で、僕は思い切って告白しました。
「これからも一緒にいたい」と。
彼女からの返事は……
「まだマッチングアプリを始めたばかりで、他に出会いがあるかもしれないから、今はちょっと…」というものでした。
あれだけ仲良くなって、いい感じで、大丈夫だと思ったのに…。
帰り道の電車の中で、やたら喉が乾いていたのを、今でも覚えています…。
◆それから
それからしばらくして、「彼氏ができた」と彼女から連絡が来て、僕らの関係は完全に消滅しました。
ひと夏の思い出。
もちろん、ショックはデカいです。
でもそれと同じくらい、気づきもありました。
彼女は、僕に、ファッションの大切さを教えてくれました。
今思えば当たり前のことですが、あの頃の僕は、それすら知らない恋愛童貞でした。
あれから、色んな女の子と知り合いましたが、デートのときは毎回ファッションに気をつけています。それもこれもすべて彼女のおかげです。