Tang Nano 9K で Apple II を再現する(16)ハイレゾモード
第八章 The Video Display
ハイレゾモードの動作を確認します。
$2000 - $3FFF に $13 を書き込み、ハイレゾモードを ON ($C057)、ミックスモードを OFF ($C052)、テキストモードを OFF ($C050) にして、信号を取り込みます。
*2000:13
*2001<2000.3FFFM
*C057
*C050
*C052
画面左端のブランキング信号 C14-6 が LOW になるタイミングで、ビデオアドレスが画面右端に対応するスクリーンメモリに更新されます。
スクリーンメモリから対応するコード $13 がラッチされます。
ラッチデータがシフトレジスタ B4 および B9 に読み込まれます。
同時に、ラッチデータ DL7 が A10-14 に、ブランキングが A10-13 に読み込まれまれます。
DL7 = 0 の場合、DL0 が B4-15 からすぐに A9-5 に現れます。
次の 14M クロックの立ち上がりで、DL0 が ビデオデータ B10-5 に現れます。
次の 14M クロックの立ち上がりで、B4 および B9 がシフトします。
DL0 から DL6 の順にビットパターンに従い、ビデオデータ B10-5 が出力されます。
DL7 = 1 に変更してみます。
*C051
*2000:93
*2001<2000.3FFFM
*C050
A9-5 と B10-5 が、14MHz クロック 1 サイクル分遅れて出力されます。