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算数が好きな男子にすすめたい本10選

中学受験を考え始めたら、最初に行うのが算数への興味を引き出すことかな?と思います。塾選びはその後の方がどんな塾に合うのかも選びやすくなりそうですよね。

今回の記事では「中学受験をしたい!」とお子様に言われた、もしくは「中学受験をさせたい!」と思われた方に向けて、書こうと思います。

しかも、私のように大学受験をしたことがなく、受験ってどうすればいいの?と言う方でも
・算数が好きになる
・テストで点数が取れるようになる
・ワクワクして塾に通える
・親が教えなくても算数はできる状態
・サピ偏差値算数が60平均になる
というくらいまでの最初の足がかりになるようなものを紹介します。

開成・筑駒レベルになるか、ならないかはその子の素質もあるかもしれませんが、最初の興味づけとして親子で楽しめるものとして見ていただけたらと思います。

ぜひ、順番に読んでみてね!

さんすうだいすき シリーズ

こちら、全10巻は保育園で絵本の定期購読の案内の中で見つけました。公文をする前に絵本読みで利用してました。どっちが大きい?という数のイメージが自然と入ってきます。繰り上がりとか座標も音読すれば教えられちゃうというステキな流れ。

子供の教育ってよりも、私が学ぶことが多かったなぁ。お、こういうふうに伝えればいいのか、みたいなヒントがあるので、四則計算でつまずいた時には教えるよりこれを音読しました。下手に私が教えない方が理解してくれました(汗)

カエサルくんとカレンダー

カレンダーにまつわるいろいろに触れられます。中学受験のテキストに、何日後は何曜日でしょう?みたいな問題も見たことがあります。そもそもカレンダーってなんなの?という知的好奇心を引き出しておくと、そういう問題が出た時にも楽しく向き合えるんじゃないかなって思います。

2月はどうして短いの?っていうのもすごい興味引きますよね。子供の知的好奇心ってそもそもって疑問にあると思います。それを一緒に楽しめる時期は絵本読みで積み上げやすいなって思います。


フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人

フィボナッチ数列を発見した人のお話です。最初にこの言葉を知ったのは「東大王クイズ」で東大の鶴ちゃんがさらりと正解していたのを見た時です。なにそれ??ってググりました。数列も中学受験で問われがち。そもそも数列の規則性が好きになったら車のナンバーとかを見ていてもなんらかの規則を見出そうとし始めるんだよね。その延長線上に中学受験の問題があれば、どんどん面白がって取り組めるようになるかもしれませんよ。


数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜

この悪魔がちょっと怖くて印象に残る感じです。こちらはサピックスが発行する「さぴあ」という冊子に掲載されていて知りました。サピックスは知的好奇心を広げるための情報をたくさんくれるもの助かりましたね。算数というより数学的なことがすでに書かれています。延々と続く数がある(ルート2とか)そういう魅惑な数字を紹介しています。

それらを魅惑と思えるのが算数好きな要素だなぁと思います。一緒に楽しむときに、私も一緒に「へ〜」って言いながら読めたのは数学をしっかりやってなかったからとっても新鮮でした。

よく、高学歴のパパがやりがちな上から目線で教え込む、というスタイルは取れないので。子供にとっても受け取りやすいと思います。学歴ない私にも良いところあるぜ!


日本の算数 和算って、なあに?

つるかめ算ってなんだ?と思った私が最初に読んだ本です。中学受験の算数って通常知らないことが多くて知的好奇心がくすぐられますよね。和算ってなんだ?って本当に思いましたから。学校で習う公式とは別のアプローチを知ることで世界が広がると思います。

しかも、家族みんなでチャレンジしてみよう!というページがあるので、会話もはずみますよ。

親子で楽しむ 和算の図鑑

こちらもまさに、って感じのタイトルと中身です。こちらは絵本読っていうより、塵劫記などに記載されている問題が載っています。それの考え方なども同じページで紹介されていました。

江戸時代の暮らしにも触れられるので私はそっちの方が面白かったですが、算数好きならもっと違う角度で話が膨らむのかもしれません。

円周率の謎を追う〜江戸の天才数学者・関孝和の挑戦〜

我が家の長男は3年生くらいに自分で読んでた記憶があります。そのまま江戸の歴史にも興味が広がりました。円周率もずーっと続く魅惑の数字。その謎に迫るというアプローチが最高です。名探偵コナンが好きならこんな謎解きが良いかもしれませんね。うちの長男は江戸川乱歩も好きです。

遺題継承というのもなんだか、カッコイイよね。

ニュートンのシリーズ

円周率が面白いらしく、6年になって読んでたのがニュートン。数学の特集をしていて目に留まりました。バックナンバーで図書館にもあるので、ペラペラと見るものおすすめです。写真が多いから「謎の数字」感の演出が素晴らしいです。

次男(1年生)が円周率がなんなのかもわからない状態で、暗記し始めた時にはどうしたら良いのかと思いました。なぜか人の心を掴む円周率。

こういうのがあることにびっくりしちゃうけど、数字は至る所に転がってるってことですね。コアラのマーチもこうなんだから、円周率は「3」という時代はもう戻りませんね。

浜村渚の計算ノート

こちらも高学年になれば楽しく読めそうです。一冊買ってきたら続きが気になるらしく結局全巻を揃えることになりました。サピに行く時も移動中にはこれを手放さずにいた時期があり、勉強に支障が出るくらいハマります。受験期間中は与えない方が良いかもしれません。夜更かししてでも読んでしまいます。

数学ガール

こちらも何冊か仕入れましたが、そこまで熱心に読まなかったので参考までに。もっと興味が深くなったら読むかもしれないなと思ってます。

まとめ

いかがでしたか?塵劫記にしても、円周率にしても、検索すればもっといろいろ出てきます。その中でも低学年の子供の興味を惹き、自分でも読んでみたいなって気持ちにさせるのは親の役割かなって思います。

ドリルやテキストに向かいながら、さらには向かう前に、算数の世界がワクワクしたものになったらきっと塾でもテストでも楽しめるんだと思います。

中学受験の受験中でもどんどん成長しちゃうのが12歳だって聞きます。実際、我が家の長男も、かなり厳しいと言われたチャレンジ校も2月3日に合格をいただいてます。テストは受けるだけでも成長する。問題を目の前にしたときにワクワクできたらそれは実現すると思います!

みなさんのおすすめ本も教えてください。

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