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【全文無料】カビゴン使いはなぜカスなのか。彼ら(カス)はその後どうなったのか

割引あり

はじめに…


こんにちは、U-しゃボクトです。

まずは自己紹介から。
ポケカと筋肉と名探偵コナンを愛する年中半袖の短パン小僧(20歳)です。
実力でいうと
シティリーグ 優勝×2 準優勝×2 ベスト8×1
これくらいの者です。
ちなみに使用したデッキは

優勝 ブルー軸マルヤクデVmax カビゴンコントロール
準優勝 カビゴンコントロール チラチーノコントロール
ベスト8  ヨーテリーコントロール

という生粋のコントロール(LO)使いです。
つい先日、カビゴンがレギュ落ちするにあたってnoteを書き始めました。

そして先日、僕はこのような記事を拝見しまして

日ごろからカビゴン使いを自称している者として、「自分のことだったらどうしよう」と思いながら読ませていただきました。(実際怖くて長い間読めてなかったんですが...。)

でそれと同時にこんな記事も見まして

いろいろ考えさせられました...。いろんな考えの人がいるんだなと。

今回の記事はこの2つの記事を読んでいるという前提のもとで書いています。もしまだ見たことが無いという方はぜひ読んでみてください。

結果僕がカスなのか否かは置いといて、一カビゴン使いとして、カビゴン使い(カス)達がFレギュ落ちからどうなったのか、又なぜ彼ら(カス)は生まれたのかを説明する場も必要だろうと思い今回筆を執りました。

なに?カスかどうかが重要だって?せっかちさんですね。順を追って説明しますって。それだけが気になる人は目次から飛んでください。


カスの定義

カビゴン使いはカスなのかという話をするなら、カスとは何かという話をしなくてはなりません。

では先ほどの記事で記述されていたカスの定義をまとめます。



降参待ちカス

カビゴンの明確な勝ち方とはなにか。それは攻撃できないポケモン(ネオラントVやロトムVなど)または攻撃したとしてもハンディサーキュレーターでエネルギーが枯渇してしまうよなポケモン(イキリンコexやスボミーなど)をバトル場でロックし、交代札のプライムキャッチャーやポケモン入れ替えを破壊してしまうことです。

こうなると相手は、やることが無くなってデッキを掘るしかなくなります。とはいえそのまま負けるのはプレイヤーとしてのプライドが許しません。なにか勝ち筋はないか、打開策はないか、当然必死で考えます。

カスはそれを後目に「どうせ勝ち筋ないやん。はよ降参しいや。」とでも言わんばかりの顔でこっちを見てくるのです。

これを「降参待ちカス」とします。






遅延すんな、両負けさせんなカス

ポケモンカードにおいて最もしょうもない負けが両負けです。

これに至ってはほぼすべてのプレイヤーに共通している考えだと思います。

ポケモンカードにおいて両負けとは互いにまけ、勝ち点を失い、且つ相手が負けたことでオポも下がるという誰も得しない結果です。

バトル場でポケモンがロックされても毎ターンやることがあるときがあります。ここではリザードン対カビゴンだとしましょう。

バトル場ではロトムVがロックされ入れ替え手段も尽き、絶望的な状況です。それでもそのまま負けを認めるのは男が廃ります。ベンチのピジョットでマッハサーチを使い必死で考えます。

対してカビゴン側はマッハサーチを使うたび、はあとため息をついたり、指でテーブルを叩いたり、早くしろとでも言わんばかりの顔で独り言を呟くのです。

これを「遅延すんな、両負けさせんなカス」とします。






勝手にデッキ触るカス

カビゴンLOの諸悪の根源と言えば野党三姉妹、おはやし笛です。

どんな対面でも確実に使われます。そのときに相手の同意を得ずにいきなり山札を触る不埒な輩が世の中にはいます。

そして何事もなかったかのように友達手帳とプライムキャッチャーをトラッシュに置き、「じゃあカットお願いしま~す。」とか嬉しそうな顔で言うんです。さらには何事もなかったかのようにキチキギスexとかがやくゲッコウガを出して満面の笑みでカットを要求してくるんです。

その人を殺めてそうな汚い手でデッキ触んなよ。

これを「勝手にデッキ触るカス」とします






遅延するカス

カビゴンというデッキは少なからず降参を待つデッキではあります。これはどんなに急いでプレイしてもそうなってしまうものなんです。実際に僕も時間切れを何度も経験しています。

ただ、世の中には自分がカビゴンだからということに胡坐をかき、有利な状況のときはあんなに取り締まっていた遅延という行為を自分からする外道がいます。

今自分が遅延したらゲームが終わらなくなると分かっていながら、両負けを嫌がる相手が勝手に降参してくれると思い込み、絶対に勝てない状況で遅延するのです。

これを「遅延するカス」とします。




カビゴン使いはカスなのか


これで4つのカスが出そろいました。

① 降参待ちカス
② 遅延許さん、両負けにすんなカス
③ 勝手にデッキ触るカス
④ 遅延するカス

ひどい並びですね。
ではこのカスたちについてカビゴン使いとして完全な主観で解説させていただきます。




まず①についてです。これはカビゴン使いの典型的な良くない思考の一つだと僕は思います。カビゴンは「降参を貰うデッキ」ではなく「相手の選択肢を潰すデッキ」だと僕は考えています。

なにが違うんだと思う人もいるかもしれませんが、これは降参を要求するかどうかの違いです。相手が降参するということを前提にしている時点で思考が間違っています。降参は相手が決めることで、自分でどうこうするものではありません。

何度も言いますがカビゴンLOの勝ち筋とは、攻撃できないポケモンを縛り、相手のリソースを枯らすことです。逃げるをロックするのも攻撃という選択肢を潰すため。野党三姉妹を撃つのだってデッキの再生や入れ替え手段を潰すため。もっと言えばクセロシキやビワだって相手のリソースを枯らし、デッキに触り思考する時間そのものを潰すものでもあるわけです。

ナンジャモやジャッジマンしかすることがなくなり、降参かドローゴーしかやることが無くなることで、結果として相手が降参を選択するのです。

とはいえ、降参待ちにならざる負えない場面というのは無い訳ではないのです。相手が毎ターン5分とかかけていたらどうやったってゲームは終わりません。やれることが無くなった結果、手札とトラッシュを交互に見て時間を使うプレイヤーというのはいるものなんです。カビゴンのようなデッキに降参待ちをさせない為にも多少は気を使ってプレイしてくださると我々はうれしいです。




次に②についてです。これは勘違いしているプレイヤーの人もいるかと思うので説明します。

いいですか、時間以内に早くゲームを終わらそうと急いでプレイするのが戦略の内なら、時間めいっぱい使って考えるのだって戦略です。それを批判している時点でお里が知れます。そもそも時間というのはお互いが消費するものだという考えが足りていないのです。

ほぼ全てのゲームにおいて、遅延という行為は存在します。ゲームの進行を遅らせる行為それが遅延です。とはいえ遅延と呼ばれるのはゲームの進行を著しく妨害したと判断されてからで、ゆっくり考えるのは全くもって遅延ではありません。ゲームの運営側、ポケカで言えばジャッジが遅延と判断するまでは遅延でもなんでもなく考えてプレイしているだけなのです。

ある程度盤面が固まったときカビゴンが自分の番を少しでも短くするために自分からドローゴーをするときがあります。手札にシマボシなど、ループするカードがあってもです。それは自分の番の時間を少しでも短くしてゲームを終わらせようという思考の結論です。この状況は「やることがあるのにやらないで番を返す」という事です。つまり裏を返せば「やることがあるからやってから番を返す」というのも正しい選択なわけです。

もちろん遅延を擁護しているわけではありません。例えばシティリーグの予選では、ジャッジの数は明らかに足りていません。そのためどこかで遅延が起きていたとしても、ジャッジがペナルティを与えたりはまず起きないです。もしその中、1ターンに10分も使われたらどんなプレイヤーだって文句の一つくらい出てきます。

カビゴン対リザードンの対面では顕著です。毎ターンマッハサーチを行い、毎回手札の確認とお互いのトラッシュを見て、そのうえでなにも持ってこない。1ターンにかかる時間は5分程度。とうぜん山を掘り切るなんてできません。あからさまにゆっくりやっているなら多少イライラもしますが、それでもやれることは傍観です。

ただカビゴン使いはカビゴン使いで時間切れを経験してトラウマ化しているプレイヤーもそこそこいるんです。多少せかせかとプレイしているのは降参ではなくちゃんとLOで勝つという意思の表れです。急ぐことを要求してくるプレイヤーはどうしようもないですが、頑張って自分の番をすぐ終わらせているくらいは許してください。




次に③についてですがこれは犯罪と同様です。言ってしまえば痴漢ですね。

カードゲーマーにとってデッキとは自分の体の一部の様なものなわけです。それを勝手に触ろうというのですから痴漢と言われて仕方がありません。いきなり赤の他人があなたの手を握ってきたらどうですか?気持ち悪くないですか?いきなりデッキを触る奴はこれが理解できないのです。

握手はお互いの了承があるから許される行為です。お互いの了承があるからゲーム開始、終了のときに行われるんです。それを何の了承も得ずにやったら問題にもなります。

そんな不埒な輩を擁護する気は全くありませんがカビゴンLOの使い手として全く理解できないわけではありません。それは「デッキ触っちゃって大丈夫ですか?」「いいですよ。」のこの時間すらもったいないと思うからです。

カビゴンLOほど時間の管理が厳しいデッキはありません。相手にLOを依存する以上、自分は最大限急いでプレイしなくてはなりません。たとえば僕はマリガンなどでデッキが割れしまったらその時点で「僕、デッキ触らせてもらうことありますが大丈夫ですか?」と確認を事前に取ります。そのうえで「じゃあデッキ触らせてもらいます。」と言ってデッキに触ります。

その程度の配慮もできないからカスって言われるんです。僕からすればいい迷惑ですが、デッキを勝手に触る人は自業自得ですね。




次に④についてですが、これに至っては擁護も何もありません。ただの屑です。

認識の話にもどりますが、カビゴンLOは「降参を貰うデッキ」ではなく「相手の選択肢を潰すデッキ」です。そもそも降参を貰うという思考そのものが腐っているんです。

どんなデッキにも様々な勝ち筋がありますが、カビゴンLO以外で降参を待ってプレイするデッキを使っている人がいるでしょうか。ライコポンを使ってて相手が降参してくれるのをゆっくり待つかという話ですね。まあ、ないと思います。

カビゴンだって同じです。勝ち筋は相手の降参ではなく何もできなくするというところにあります。カビゴンだから相手の降参を待っていいなんてこと決してないのです。

ライコポンやドラパルト、リザードンとカビゴンを全く別のものだと解釈しているからこういう事が起きるんです。全部同じポケカのデッキです。遅延をするようなカビゴン使いは考えたことが無いんでしょうか、ライコポンやリザードンが残り時間ギリギリで遅延して降参を迫ってくることを。

こういうカビゴンにいたってちょっとマッハサーチを使うだけで遅延だなんだというんです、自分のことを棚に上げて。同じカビゴン使いとして恥ずかしくてやってられません。






じゃあ僕はカスなのか

せっかちさんのために結論から言います。
僕はカスです。

勘違いしないでください。
先ほどのカスの定義に当てはまってるとは全く思っていません。

常に相手がデッキを掘り切るようなスピードで番を返しますし、降参待ちをしている時間があれば自分の番で何をやるべきか考えて番を返すまでの時間を削ることにしています。

前述したように僕は時間を使って考えることを遅延とは思っていません。

流石に対ルギア戦でテツノカイナをバトル場で縛っている状態でジェットエネルギーを使い切った相手が、「とりあえず毎ターンターボしながらゆっくりやるか」とわざと聞こえる声で言ったときは(本当にいるんです、そういうカビゴン嫌いの方も…)ヤッてやろうかと思いましたが、基本は思考時間は容認しています。

またデッキに触るときは必ず確認を取ります。たまにいるんです、何も言わないでデッキに触る人。僕はそれを犯罪だと思っているので勝手に触ったりはしません。

もちろん遅延なんてしません。僕は思考時間は遅延ではないと言っていますが、カビゴンを使っているときはそんなこと関係なしで思考時間は使いません。カビゴンLOはお相手ありきのデッキです。相手が少しでも時間を使えるよう、自分が使える時間は概ね4分ていどだと思って戦っています。


先ほど挙げたカスたちとは違うと自負しております。


じゃあ何がカスなのかって話ですよね。

それはカビゴンLOを使っている時点でカスだと思っているからです。

なにを思ってカビゴンLOを使っていたか、それは人によると思いますが僕は相手を完封してしまうことに喜びを覚えていたから使っていました。

もし、環境の最適解としてカビゴンを選び、仕方なく使っていたという方は名乗り出てください。多分いないと思います。少なくともこんなにアンチの多く、メタの張り方が顕著なデッキが環境の最適解になるわけないんです。実際、環境終盤数を増やしていたブリジュラスや古代バレットは厳しいマッチだったわけです。

心のどこかに、「相手を封殺するのたのしい」「コントロールデッキで勝ってる俺かっこいい」「カビゴンで勝つ俺、ポケカ分かってるわ~」みたいな思考があったはずです。カビゴンLOのようなコントロールデッキというのは根強いファンのいるデッキです。実際、僕は使っててひたすら楽しいと感じておりました。

カビゴンを使わない人には分からないと思います。何がそんなに楽しいのか、何がそんなに人を突き動かすのか。

僕はカビゴンが出てからずっと使っていた身なので途中からなんでカビゴンを使っているのか分からなくなりながらも楽しいから握り続けていました。今思えばカビゴンを使っていた自分に酔っていたように思います。

どうでしょうか。そんな思考でポケカをやっている人が聖人君主を語れるでしょうか。

カスかカスじゃないか。

答えは「カス」です。


カビゴン使いのその後

せっかくなのでカビゴン使いのその後についてご紹介いたします。

僕の知る、16人(自分を含む)のカビゴン使いがどうなったのか。
だいたいこんな感じです。

1,他のLOを探している
2,とりあえずキバLOを握る
3,ポットデスLOを使う
4,ワニノコLOという結論を見つけた
5,オーダイルを使い始めた
6,Nのゾロアークを使い始めた
7,とりあえずユキメノコマシマシラを使う
8,次のカビゴンが出るまでエクストラをやる
9,まじめに生きる

どうでしょう。反省の色は見えないですよね。

最後に…

いかがだったでしょうか。

僕は自分のことをカスだと思っています。でも世の中には自分のことを棚に上げるカスもたくさんいます。

今回の記事はかなりの偏見により書かれています。

コメントでもDMでも異論があったら言ってください。
誠意をもって答えさせていただきます。

今回はこの辺で、また次回👋ー。

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