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夢日記500 ~ 九字の印で対抗 ~

 体育館のような施設のフロアで、大勢の若手芸人たちが雑魚寝していた。すると、突然、宗教的な雰囲気の音楽が流れ始めた。気づけば、私のすぐ近くで、ひとりの男性芸人が直立不動の堂々たる姿勢で手を合わせて立っていた。あまりに堂々たる姿だったため、彼は芸人たちの注目を集め始めた。

 一方、私は対抗意識を燃やして、「九字の印」を結び始めた。私は久しぶりに「九字の印」を結んだので、思うように印を結べなかった。それでも、はたから見るとみごとに印を結んでいるように見えたようで、私は芸人たちの注目を集めた。

 その後、私は、数分にわたって印を結び続けた。そして、いつの間にか宗教的な雰囲気の音楽が止まったということもあり、私は印を結ぶのをやめた。フロアに静寂が戻り、再びその場で眠りについた者もいれば、フロアを離れた者もいた。落ち着きを取り戻したフロアを徘徊しながら起床。

                            < 完 >

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