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夢日記708 ~ すぐそこ ~

 6限の終了後、私は急に、高校1年6組へカギを届けに行くことになった。なんでも、そのカギがないと終礼ができないらしい。私はダッシュで教室へ向かったが、なぜか、校内のどこにも6組の教室が見あたらない。広い校内をさんざんさまよい歩くうち、6組の生徒にバッタリ会った。

生徒 : 「 先生! 何してんの!? 」
私 : 「 6組の教室、どこ!? さっきから探してるけど、見つからへんねん! 」
生徒 : 「すぐそこやって! カギないと終礼できへんねんから、早く来て!! 」
私  : 「 わかった! すぐ行く! 」

 会話のあと、私は生徒に背を向けて、猛ダッシュで「すぐそこ」にあるという6組の教室へ向かった。しかし、私が6組の教室にたどり着くことはなかった。

                             < 完 >

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