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夢日記886 ~ 郵便受けの確認 ~

 私は、外出先から自宅マンションに戻ってきて、自室に戻る前に1階の郵便受けを確認することにした。郵便受けの前まできた私は、目の前にいた小学生くらいの女の子に「どいて」と言って、女の子をどかせた。その直後、私は「なぜ『どいて』という冷たい表現を使ってしまったのだろう」と後悔した。
 ことば選びをまちがえたことを反省しつつ、私は郵便受けを開けた。郵便受けからは、大量の年賀状と、数冊の世界史の教科書が出てきた。どうやら、私は、半年前に届いた年賀状を郵便受けに放置していたようであった。また、世界史の教科書については、次年度の教科書を選定するための参考にしてほしいということで、社会科のY先生が送ってきたものであった。私は、あまりに長い期間にわたって郵便受けの確認を怠っていたことを恥じた。
 ちなみに、私が郵便受けの年賀状や教科書を取り出していたとき、大学時代の先輩であるNさん(男性)が近くにいた。Nさんは、私に向かって「前も返信してくれへんかったやろ」と言ってきた。どうやら、以前にNさんが年賀状をくれたときに私が返事を書かなかった件を、Nさんは気にしているらしい。私は、Nさんに対して申しわけない気持ちになるのと同時に、自分の無能さを恥じた。
                             < 完 >

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