夢日記273 ~ 異常に重い体 ~
仕事からの帰り道、電車から降りる際に、なぜか異常に体が重く感じられた。特に、左手を中心として、体が半分ほど麻痺したように重く、歩くのに精いっぱいであった。
私はズボンの左ポケットに入っているスマホを取り出そうとしたが、ポケットの中でスマホとハンカチがからまって、なかなか取り出せない。加えて、体があまりにも重すぎるため、ポケットからスマホをムリヤリに取り出す力もなかった。
その状態で、私はお惣菜を買って帰ろうとした。しかし、あるはずの店が思っていた場所になかったため、私は辺りをぐるぐる徘徊するなどして、かなり体力を消耗してしまった。
私は疲れすぎて、路上にへたりこんだ。相変わらず、ポケットの中に入っているスマホを取り出すことはできない。ここで、スーツの胸の内ポケットにも違和感をおぼえた。何かが内ポケットにたくさん詰まっているようであった。内ポケットの中のモノを懸命に取り出してみたところ、教務手帳や、何かが入った小箱や、クレヨンの箱などが出てきた。小箱を開けてみると、ぎゅうぎゅうにクリップが入っていた。体が重かったのは、これらのモノを内ポケットに詰め込んでしまっていたことが一因であると判明した。
しかし、上記のモノを内ポケットから取り除いても、依然として体は重いままであった。私は、たまたま自分がへたりこんでいる場所のすぐ横に置いてあった縦長の細い箱に、クレヨンで「俺がここに書いたこと」と記した。しかし、私が書いた文字は少しかすれて、「俺がここに書いたこと」と読めるようで読めないような状態であった。私は読めるように書き直そうとしたが、体が重いせいもあって、やる気が起きない。そのまま起床。
< 完 >
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