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夢日記936 ~ テスト中の混乱 ~

 理科のテスト監督をしに、教室へ入った。テストの5分前に教室に入ったが、すでに教卓のところに見知らぬ先生が立っており、生徒らに諸注意を話していた。
 その先生が熱弁をふるっているので、私はいったん教室を出て、トイレに行った。そして、テストが始まる1分前に、私は教室へ戻ってその先生と交代した。しかし、教室を眺めてみると、生徒らの机上には、教科書や参考書などがゴロゴロと積まれていた。その状態でテストが開始され、テストが始まるやいなや、生徒らは教科書や参考書などを好きなように使って問題を解き始めた。
 教科書や参考書などを見ながら解答するのは不正行為ではないかと私が疑っていると、3名~4名の生徒が普通に立ち上がって教室を歩き回り始めた。そして、彼らは床に問題用紙を置いた状態で、問題を解こうとした。どうやら、すべて持ち込み可のテストであり、しかも、テスト中に何をしてもよいことになっているらしい。
 生徒らが好き放題する一方で、私はこの明らかにおかしい状況について確認するため、教室を離れて他の先生を探しに行った。すると、そのテスト問題の作成者であるM先生(60代・女性)を見つけたので、私はM先生に話を聞いた。M先生は、「H先生(20代・男性)が、こういうの好きなんです。H先生は、単位を落とさせたくないみたいですよ」などと、それなりに大きな声で言った。
 ここで、私があたりを見回すと、近くにH先生がいた。私は、M先生の大きな声がH先生に聞こえたのではないかとドキドキした。しかし、H先生は他の先生と談笑していたため、おそらくM先生の声は聞こえていないと思われた。
 私が安心して教室に戻ると、生徒たちは相変わらず好き放題しながらテストを受けていた。しばらくすると、ひとりの生徒が「先生、暑いです」と申し出てきた。私も暑いと思っていたので、室温調整をしようと、教室のエアコンの操作パネルのところに向かっていった。すると、ひとりの生徒が、猛烈な勢いで操作パネルのところに歩み寄ってきた。私は「操作はぼくがするから、座っていなさい」と指示したが、その生徒は半狂乱状態に陥っており、私の言うことを無視して操作パネルをいじろうとした。操作パネルをめぐって、パネルの前でその生徒ともみくちゃになりながら起床。
                             < 完 >

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