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夢日記742 ~ 夢で会いたい ~

 眠っていた私は、何年も会っていない知人女性のHさん(約30歳・女性)に夢の中でどうしても会いたくなった。しかし、思うように会うことはできなかった。私は、そのまま夢の中で「もしかしたらHさんが自分の部屋にでもいるのではないか」と思って、淡い期待を込めて、自分の部屋に戻ることにした。

 夢の中の私は、兵隊が暮らしている兵舎のようなところの隅に住んでいた。なぜか、私の部屋の入口は非常に狭く、中年太りで腹が出てきている私は、つっかえながら部屋に入っていった。部屋の中にはひとりの女性がおり、私は一瞬それがHさんだと思った。しかし、よく見ると違ったので、ガッカリした。その直後、別の女性がひとり、部屋に入ってきた。私は、今度こそHさんではないかと思ったが、またしても違ったので、ガッカリした。

 私は、もう夢の中でHさんに会うのはムリだと諦めて、起きてしまいたい気持ちになり、必死に目を開けようとした。しかし、瞼が重くて開かず、起きることができなかった。

 その後、私は夢の中で部屋の片隅に座って、目を閉じたままボンヤリしていた。すると、よくわからない2人組が部屋に入ってきて、私の目の前にお菓子の入ったコップを置いて、そのまま部屋から出ていった。私は、あいかわらず夢から覚めることができずに目を閉じたままで、今ひとつ状況が理解できなかった。状況こそサッパリわからなかったが、私は、勝手に他人が入ってくるこの部屋は、防犯上、終わっていると思った。

                            < 完 >

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